Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
地域の子どもを地域で育てる
Search
Culvert
July 29, 2018
Education
0
200
地域の子どもを地域で育てる
2018/07/28(土)
オンライン飲み会(支援についての話)
https://connpass.com/event/94324/
で発表させていただいた内容です。公開用に編集を加えています。
Culvert
July 29, 2018
Tweet
Share
More Decks by Culvert
See All by Culvert
動作する読みやすいE2Eを目指して/Aim for readable E2E
culvert
1
120
受け入れテスト駆動開発で不確実性に段階的に対処する/Addressing Uncertainty Incrementally with Acceptance Test-Driven-Development
culvert
4
1.4k
ソフトウェアの設計を学び、メンテナンスしやすいテストを作ろう / Learn software design, Create tests that are easy to maintain
culvert
3
2.5k
私が経験したアジャイルテスト
culvert
4
1.3k
NaITE__32_First_ML.pdf
culvert
0
370
naite31_jstqb_tm
culvert
0
530
モヤモヤと向き合う
culvert
0
560
デブサミに行ってきた話
culvert
0
120
Other Decks in Education
See All in Education
Data Representation - Lecture 3 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
1
2.3k
(元)教育担当がお伝えする、若手社員が成長しまくるOJTポイント
masakiokuda
0
260
Information Architectures - Lecture 2 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
1.4k
SkimaTalk Introduction for Students
skimatalk
0
300
Power Automate+ChatGPTを使ってエンジニア教育を改善してみた #RPALT
masakiokuda
0
160
とある EM の初めての育休からの学び
clown0082
1
2.8k
論文紹介のやり方 / How to review
kaityo256
PRO
15
77k
Design Guidelines and Principles - Lecture 7 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
2.3k
【2024 DojoCon】懇親会LT
teba_eleven
0
120
Sanapilvet opetuksessa
matleenalaakso
0
32k
AWS Well-Architected Labを活用してつよつよAWSエンジニアになろう!!! #jawsug_tokyo
masakiokuda
0
320
日本電子専門学校ネットワークセキュリティ科_学科紹介.pdf
ccyc
0
800
Featured
See All Featured
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
28
2k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
135
33k
Building an army of robots
kneath
304
45k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
137
6.8k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
205
24k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
177
52k
Side Projects
sachag
452
42k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
251
21k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
39
7.2k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
30
1.1k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Transcript
地域の子どもを 地域で育てる かるばーと 1
自己紹介 ❏ 名前:かるばーと ❏ お仕事:ソフトウェア開発 ❏ お仕事以外の活動: ❏ 児童養護施設のボランティア ❏
お仕事関連の情報収集・発信 ❏ https://scrapbox.io/culvert-suppose/ 2
今日お話しすること 1. 児童養護施設とは 2. 児童養護施設ボランティアの活動 3. なぜ私はこの活動を続けているのか 4. 「支援」について、私なりの思い 3
1.児童養護施設とは 4
1.児童養護施設とは ❏ 養護 (大辞林) ❏ 特別に保護を加えながら成長を助けること ❏ 児童の心身の成熟の程度に応じ、これを保護し その成長・発展を促進すること ❏
心身の健康状態や社会的条件によって 不利な状況にある者を保護し世話をすること 5
1.児童養護施設とは ❏ 児童養護施設 (児童福祉法) ❏ 保護者のない児童、虐待されている児童など、 環境上養護を要する児童を入所させて、 これを養護し、あわせて退所した者に対する 相談その他の自立のための援助を行うことを 目的とする施設
6
1.児童養護施設とは ❏ 児童養護施設 (私なりの言い換え) ❏ 何らかの事情があって 家庭で暮らすことができない子どもを 預かり、育てる場所 7
1.児童養護施設とは ❏ 家庭的養護(家庭養護) ❏ 家族や親が子どもを養護すること ❏ 社会的養護 ❏ 家庭的養護が受けられない子どもを、 公的責任で社会的に養護すること
8
1.児童養護施設とは ❏ おもな入所理由 ❏ 親の死亡・行方不明 ❏ 親の病気 ❏ 経済的理由 ❏
親の虐待・放任 9
1.児童養護施設とは ❏ 入所者の年齢 ❏ 幼児 (満1歳〜小学校入学まで) ❏ 少年 (小学校入学〜満18歳に達するまで) 10
2.児童養護施設ボランティアの活動 11
2.児童養護施設ボランティアの活動 ❏ 活動の目的 ❏ 児童養護施設の子どもたちと関係性を築き、 将来にわたって繋がっていく ❏ 困ったときに、いつでも 手を差し伸べられるようにする 12
2.児童養護施設ボランティアの活動 ❏ 実際にやっていること ❏ 学習指導や行事という名目で、 原則、毎週子どもたちと会い、 マンツーマンの関係性を築く ❏ すでに施設を出た子どもたちに対して、 困ったときに支援をする
13
2.児童養護施設ボランティアの活動 ❏ 活動の難しさ ❏ 「毎週会いに行くこと」の重要性が高い ❏ できることが非常に限られている ❏ 「子どもが好き」は必須ではない ❏
子どものことをよく観察し、 粘り強く対応する必要がある 14
3.なぜ私はこの活動を続けているのか 15
3.なぜ私はこの活動を続けているのか ❏ きっかけ ❏ 親の友人の方から誘っていただいた ❏ 当時は仕事が辛く、他に打ち込めるものを探していた 16
❏ 私なりの理由 ❏ 子どもから学べる ❏ 社外の大人との交流 ❏ 共感 3.なぜ私はこの活動を続けているのか 17
❏ 私なりの理由 ❏ 子どもから学べる ❏ 幼い子どもの疑問には固定概念がなく、本質的 ❏ 子どもに説明するために、沢山調べて考える 3.なぜ私はこの活動を続けているのか 18
❏ 私なりの理由 ❏ 社外の大人との交流 ❏ 様々な仕事、様々な年齢の大人が集まっている ❏ エネルギーのある方々から、良い刺激を得られる 3.なぜ私はこの活動を続けているのか 19
❏ 私なりの理由 ❏ 共感 ❏ 「親がいない」という経験はないので、 その子の気持ちを「わかる」ことは一生できない ❏ ただし、私の場合は「健康に恵まれていない」 という経験(コンテキスト)を持っている
3.なぜ私はこの活動を続けているのか 20
❏ 私なりの理由 ❏ 共感 ❏ 他の人が当たり前に持っているものを 持っていない、ということはとても辛い ❏ 認知されない辛さ ❏
表面的に理解される辛さ 3.なぜ私はこの活動を続けているのか 21
4.「支援」について、私なりの思い 22
4.「支援」について、私なりの思い ❏ 当たり前に感謝する ❏ 誰でも、ちょっとしたきっかけで、 当たり前に存在していたものが 当たり前でなくなることがある 23
4.「支援」について、私なりの思い ❏ 意外なことが支援になるかもしれない ❏ 身の周りをちょっと見渡してみる ❏ 自分が無理なくできる範囲で ❏ おすそ分けの心 24
4.「支援」について、私なりの思い ❏ 支援であって支援じゃない ❏ 支援というよりは、日常の一部 ❏ 自分が好きで楽しめることが、 結果として誰かの幸せに繋がれば、お互いに嬉しい ❏ なるべく、自分が共感できる人に手を差し伸べる
❏ 正義感や、犠牲の精神で取り組むといつか辛くなる 25
4.「支援」について、私なりの思い ❏ 相手が何を求めているかを第一に考える ❏ 相手のことを何も知らないまま、 一般論や自分の思い込みで活動をしても意味がない ❏ 支援する側は上の立場、ではない 26
4.「支援」について、私なりの思い ❏ やらないよりマシ ❏ やらない限り、状況は良くならない ❏ 誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分でやる ❏ 当事者として関わる 27
4.「支援」について、私なりの思い ❏ (子育てに限定して言うと) ❏ 親だけが負担を追う、という文化には違和感がある ❏ 他人の子どもの面倒を見る瞬間があってもいい ❏ (いろいろ難しい世の中ですが) ❏
自分の子どもだけを自分の家だけで育てる →地域の子どもを地域で育てる 28
本日のまとめ 29
本日のまとめ 1. 児童養護施設とは 事情があって、親の保護を受けられない 子どもが暮らし、育つための施設 2. 児童養護施設ボランティアの活動 子どもたちと長期的に関わり、支援する 30
本日のまとめ 3. なぜ私はこの活動を続けているのか 自分なりに共感していて、活動自体が楽しい 4. 「支援」について、私なりの思い 自分が共感できる相手に対して、 無理なく取り組めることを、自分でやる 31
おわりに ところで、 あなたを支援してくれている人は 誰ですか? 32
ご静聴ありがとうございました 33