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レアジョブのデータ活用の今とこれから

 レアジョブのデータ活用の今とこれから

#rarejob_medpeer で使いました。

hayata-yamamoto

August 28, 2019
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Transcript

  1. Self-intro - Name: - Hayata Yamamoto (24) - Role: -

    Data Scientist @EdTech Lab - Likes: - Natural Language Processing - Data Engineering - Podcast - Recent: - Certificateをとりました
  2. Pros / Cons Pros: • エンジニアや企画職が SQLを書いて分析している • 分析結果を元に意思決定が行われる •

    機械学習を用いた研究開発プロジェクトが進行中 Cons: • データウェアハウス( DWH)が形骸している • マイクロサービスのDBを横断的に利用できていない • 大規模なデータを使ったデータ分析がしにくい • データ分析に必要なドメイン知識が多い
  3. What’s the problem? Pros: • エンジニアや企画職が SQLを書いて分析している • 分析結果を元に意思決定が行われる •

    機械学習を用いた研究開発プロジェクトが進行中 Cons: • データウェアハウス( DWH)が形骸している • マイクロサービスのDBを横断的に利用できていない • 大規模なデータを使ったデータ分析がしにくい • データ分析に必要なドメイン知識が多い 技術的に問題を解決するだけで大幅にデータ活用が進むのでは? データ活用の意識がある 技術的に解決できる問題
  4. 解決法がわかっている 解決法がわかっていない 顕在化した 問題 データ分析によるプロダクト改善 データを使いやすくする データ活用の文化をつくる 潜在的な 問題 プロトタイピング

    データマイニング 研究開発 (パーソナライズ、自動化など) データ活用の文化はすでにあるのに、データが使いにくいのは大きな損失 →プロダクト改善がしにくくなってしまう
  5. 解決法がわかっている 解決法がわかっていない 顕在化した 問題 データ分析によるプロダクト改善 データを使いやすくする データ活用の文化をつくる 潜在的な 問題 プロトタイピング

    データマイニング 研究開発 (パーソナライズ、自動化など) データが使いにくいと、試行錯誤の効率が非常に悪い →成果に結びつきにくくなってしまう
  6. As Is / To Be As Is • データを使って意思決定する文化を十分に活かせてない •

    ノウハウやドメイン知識が属人化しがち • データへのアクセスが悪く、研究開発で試行錯誤しにくい To Be • プロダクトを通じてユーザーが英語を話せるようになる • 効率的な学習体験と新しい学習機会を提供する • それぞれの個人に合わせた学習ができるようにする
  7. What’s the gaps? 1. データ分析する文化がある, but データが使いにくい 2. ユーザーに最適化したサービスを提供したい, but

    知識が属人化しがち 3. 新しい体験を提供したい, but 研究開発の試行錯誤がしにくい データのアクセスや仕組みで解決できそう
  8. How to solve? • BigQueryをハブにして、マイクロサービスからデータを集める ◦ データの整形やテーブルの整理をしておく • 全社で必要なデータをあらかじめ可視化しておく ◦

    知見の共有、認識の統一、属人化の防止 • 集めたデータを再利用できるようにする ◦ 馴染みのあるツールや、新しいツールで使えるようにする (Redashなど) • 大規模なデータが必要な分析ロールはBQを直接叩く ◦ サーバーのスケールアウト問題からの脱却。データの再現性を確保
  9. ToDo • 既存の仕組みはバッチ処理に最適化された設計になっている ◦ アプリやWebRTCなどもあるので、ストリームデータも将来的には扱いたい • AWSとGCPの使い分け、住み分け ◦ データの頻度や鮮度を求めると費用対効果を損なう懸念 •

    マイクロサービスの開発とうまく並走させる ◦ 分析基盤を意識しないで済む設計にしたい • 分析基盤を一緒に作ってくれる仲間を見つける ◦ We’re Hiring!