Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
気軽にパソコンを吹き飛ばせるようにするために / To initialize your com...
Search
Hiroya-W
April 28, 2023
Technology
0
76
気軽にパソコンを吹き飛ばせるようにするために / To initialize your computer easily
Hiroya-W
April 28, 2023
Tweet
Share
More Decks by Hiroya-W
See All by Hiroya-W
PSRにのっかってバックエンドサーバを書く / Write a backend server using PSR
hyuyukun
0
61
phina.jsで弾幕シューティングを作る / Creating a bullet-hell shooter with phina.js
hyuyukun
0
240
ピアノ経験ゼロからピアノを練習して弾いてみた / I practiced and played the piano from zero piano experience.
hyuyukun
1
130
Blenderに入門しました / I started to use Blender
hyuyukun
0
140
僕っぽいことを喋るBotをマストドンで育てています / I'm growing a bot on mastodon that talks like me.
hyuyukun
0
120
4年と半年かけてようやくフロントエンドを書けるようになった / It took me 4 years and 6 months to be able to write the frontend
hyuyukun
0
320
Neofetchライクな自己紹介ツールyuyufetchを作った / Created yuyufetch, a Neofetch-like self-introduction tool
hyuyukun
1
300
世界観を考察するのが好き?Sound Horizonはいいぞ / Introduction to Sound Horizon
hyuyukun
0
1k
夏インターンと趣味開発 / Summer Internships and Hobby Development
hyuyukun
0
78
Other Decks in Technology
See All in Technology
AIを使ってテストを楽にする
kworkdev
PRO
0
270
オブザーバビリティと育てた ID管理・認証認可基盤の歩み / The Journey of an ID Management, Authentication, and Authorization Platform Nurtured with Observability
kaminashi
2
1.2k
OPENLOGI Company Profile for engineer
hr01
1
46k
From Natural Language to K8s Operations: The MCP Architecture and Practice of kubectl-ai
appleboy
0
360
re:Invent 2025の見どころと便利アイテムをご紹介 / Highlights and Useful Items for re:Invent 2025
yuj1osm
0
350
プロダクト開発と社内データ活用での、BI×AIの現在地 / Data_Findy
sansan_randd
1
630
もう外には出ない。より快適なフルリモート環境を目指して
mottyzzz
14
11k
パフォーマンスチューニングのために普段からできること/Performance Tuning: Daily Practices
fujiwara3
2
150
知覚とデザイン
rinchoku
1
630
頭部ふわふわ浄酔器
uyupun
0
240
入院医療費算定業務をAIで支援する:包括医療費支払い制度とDPCコーディング (公開版)
hagino3000
0
120
re:Inventに行くまでにやっておきたいこと
nagisa53
0
730
Featured
See All Featured
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
14k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
Code Review Best Practice
trishagee
72
19k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.9k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
697
190k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.6k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
5.7k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
431
66k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
2.9k
BBQ
matthewcrist
89
9.9k
Transcript
ؾܰʹύιίϯΛ ਧ͖ඈͤΔΑ͏ʹ ͢ΔͨΊʹ ゆゆ君(@Hyuyu_kun) in あくあたん工房 2023/04/28
自己紹介 n HN | ゆゆ ゆゆ君@Hyuyu_kun Hiroya-W • 京都工芸繊維大学 情報工学専攻
M2 • ソフトウェア工学の研究をしています n 好きなこと 2
吹き飛ばす? 3
4
5
6
ではなくて 7
吹き飛ばす=初期化 n 理由 • PCが壊れた • 新しいPCを購入した • ディスクがいっぱいになったので、一旦全部消したい •
OSのアップグレードをしたい • など 8
そふらぼでも、 9
10
Ubuntu 22.04への移行 n Ubuntu のアップグレードは • $ sudo do-release-upgrade -d
n だが、ハマりどころが… • インストールしたパッケージによっては自動でアップグレード出来ない場合がある • 手動で対応が必要 • 設定ファイルの書き方が変わっていることがある • 勝手に書き換わる • 必要無いパッケージを自動で削除してくれる機能がある • 削除した結果、アップグレード後に使えなくなるコマンドがいくつか… • 自動で削除しなければ、ゴミが残る… • そもそも18.04 → 20.04 → 22.04で順に上げないといけない 11
ヤダ! 12
もう全部消して1からやりた〜い 13
やりました 14
データの避難 n NAS(Network Attached Storage) • 通常、HDDやSSDはPCに搭載されていたり、USB経由で接続したりする • NASではその名の通り、ネットワーク越しに使えるもの •
USBメモリでは実現できない大容量や、複数人で同時にアクセスすることが可能 15
研究データ n 研究のために書いたソースコードなど n バージョン管理システムで管理する • Gitとか n Gitで管理したソースコードをホスティングできるサービスを使う •
GitHub、BitBucketなど • オンラインストレージみたいな扱いで良いけど、情報の学生なら、Google Driveで管理とかは 言わない人になってほしい 16
再構築の手順 n 再構築用スクリプトを書く • それはそう • まず初手は、単純にコマンドを並べるだけのスクリプトを用意 • それができれば n
知見として残していける形に • 最近はInfrastructure as Codeと呼ばれていて、インフラ(パソコンのこと)の環境を ソースコードと同じようにコードで残そうというものを実現する1つがAnsible • 他の人のノウハウを活用出来る • 複数マシンを同時に、繰り返し実行しても必ずその状態になる 17
18 僕のLinux環境もAnsibleで作れるようにしてある https://github.com/Hiroya-W/hiroya-manjaroi3-playbooks https://github.com/Hiroya-W/dotfiles
ドキュメントを残す n 使い方やトラブルシューティングの方法を書く • 弱小大学の研究室における計算機環境の理想と現実 • https://poyo.hatenablog.jp/entry/2019/04/27/000000 n 大学でやるレポートを書く力はこうゆうところのため •
いいドキュメントとは? • レポートは、誰が読んでも、その通りに手順を踏めば同じ結果が得られるものであるべき • 何をどこまで、どういった方法で書くか 19
ここまでの話 n 今日聞いたキーワードは大学の講義では直接教えてくれない • でもそれを支えてきた技術や仕組みは教えてくれる • これからの講義でたくさん学んでいってほしい n 興味が出てきた /
触ってみたいんだけど • あくあたん工房です • これが触れる環境は直接はないけど、触りたいと思った時にどうすればいいかは、 僕らが教えられると思っています • 今じゃなくても、これから先、興味が出てきたらぜひ声をかけてください 20
ありがとうございました