Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Team building at forkwell meetup
Search
Ryo Katsuma
January 28, 2017
Technology
4
2.4k
Team building at forkwell meetup
Ryo Katsuma
January 28, 2017
Tweet
Share
More Decks by Ryo Katsuma
See All by Ryo Katsuma
The past and future of cookpad mart service development
katsuma
0
850
What we learned from our failure at Cookpad Mart to increase the probability of success in product development
katsuma
0
3k
Overview and challenge of Cookpad Mart in 2022
katsuma
0
11k
Technology infrastructure and development organization supporting Cookpad Mart
katsuma
0
590
Description of Cookpad Mart for engineers
katsuma
0
1.6k
Rails for backend of fresh EC platform "Cookpad Mart"
katsuma
3
3.1k
Service development process for Cookpad Mart
katsuma
1
450
What is "engineer to manager" ?
katsuma
13
8.3k
Problems of Fresh Market's EC
katsuma
0
260
Other Decks in Technology
See All in Technology
Shopifyアプリ開発における Shopifyの機能活用
sonatard
4
250
Engineer Career Talk
lycorp_recruit_jp
0
180
EventHub Startup CTO of the year 2024 ピッチ資料
eventhub
0
120
VideoMamba: State Space Model for Efficient Video Understanding
chou500
0
190
ドメインの本質を掴む / Get the essence of the domain
sinsoku
2
160
Terraform CI/CD パイプラインにおける AWS CodeCommit の代替手段
hiyanger
1
240
100 名超が参加した日経グループ横断の競技型 AWS 学習イベント「Nikkei Group AWS GameDay」の紹介/mediajaws202411
nikkei_engineer_recruiting
1
170
これまでの計測・開発・デプロイ方法全部見せます! / Findy ISUCON 2024-11-14
tohutohu
3
370
社内で最大の技術的負債のリファクタリングに取り組んだお話し
kidooonn
1
550
マルチプロダクトな開発組織で 「開発生産性」に向き合うために試みたこと / Improving Multi-Product Dev Productivity
sugamasao
1
310
B2B SaaSから見た最近のC#/.NETの進化
sansantech
PRO
0
860
AIチャットボット開発への生成AI活用
ryomrt
0
170
Featured
See All Featured
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
131
33k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
25
5k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5k
Designing for Performance
lara
604
68k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
Side Projects
sachag
452
42k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
44
2.2k
Transcript
エンジニア出身マネージャが 取り組むチーム作り クックパッド株式会社 サービス開発部部長 勝間 亮 Productivity Engineering − Forkwell
Meetup #3
自己紹介 • 勝間 亮 (かつま りょう) • クックパッド株式会社 • 2009.05~
サービス開発エンジニア ‣ 検索, 投稿, 新規事業, 会員事業 … etc • 2014.05~ マネージャー
自己紹介 ! ryo_katsuma katsuma
Tokyo-Jogging
Siriproxy-iRemocon
クックパッド • 「毎日の料理を楽しみにする」 • 258万レシピ (2017年1月) • 国内: 6,010万人/月 (2016年9月)
• 海外: 2,929万人/月 (2016年9月)
組織体制 広告 会員 投稿 検索 海外 インフラ・技術基盤・研究開発
組織体制 広告 会員 投稿 検索 海外 インフラ・技術基盤・研究開発
チーム作り
マネージャーの仕事 • チームメンバーの成果 • チームメンバーの成長 ‣ 役割 / 能力 /
責任範囲の拡大 • これらを実現するための課題解決
課題 • 開発に関する課題 • 人に関する課題
課題 • 開発に関する課題 • 人に関する課題
とはいえよく分からない • とりあえず本 ‣ マネージメント ‣ 1分間マネージャー
とはいえよく分からない • とりあえず本 ‣ マネージメント ‣ 1分間マネージャー
考えて動く • 課題は何なのか? • 何を実現したいのか?
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
• どのような背景で • どのような課題に • どのように取り組み • どのように今後向き合っていくか チーム作り
業務外の問題に 目を向ける
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
None
None
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
課題 • 浮かない顔のメンバー .. • 会話のトーンが低い ..
課題 • 業務の進捗は理解 • メンバーの理解ができていない
取り組み
よもやま会 • よもやま(四方山)話をする会 ‣ いわゆる 1 on 1 • 社員
/ パート / アルバイト 全員 • 30分/人 x 毎月
よもやま会 • 「最近どう?」 • 「何か気になってること無い?」
気をつけていること • 仕事の話はしすぎない • 気軽に何を話しても大丈夫な雰囲気に
ちなみに名前も重視 • 印象も重要視 • 「ミーティング感」を出さない ‣ 「1on1」とか「xxx MTG」とかダメ • あえてゆるい言葉に
たとえばこんな話が • 同僚の仕事の進め方に意見しづらい • 自部署以外と接点なさすぎる • 責任と権限の内容に違和感
アクション • メンバー間に入って仲介 • ゲスト枠付きチームランチ • 業務内容の見直し
効果 • 直接話して初めて分かることの多さ • メンバーのストレスを軽減 ‣ 業務に取り掛かりやすく
現状と今後 • 月に1度のペースをほぼ継続 • 時間のコストよりリターンが大きい • 今年からは20分/人で継続
日常の改善を支える
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
None
課題 • なかなか成果も出づらい • 既存サービスの磨き込みも停滞しがち • 結果、何も生まれない
課題 • 自発的に改善サイクルを回せない? • 良いクックパッドにし続けられない?
取り組み
KAIZENの日 • 毎週金曜日 • 最大1日普段の業務外の取組みを許可 • プロダクト以外の”自分の改善”もOK
たとえば… • Issue化されてるバグ対応 • プロジェクトの振り返りとまとめ • 最新技術の試用とまとめ
None
効果 • 停滞していた磨き込みが確実に進む • 「これはKAIZENの日に回そう」 • 自発的な動きも
現状と今後 • リリース体制の関係で今は停止中 ‣ リリース日にあわせた開発を優先 • 自分とアルバイトで対応する体制に
とはいえ… • 今年は改めて再設計/再開したい ‣ せめて隔週とか • 人数が多くても仕組み化をすすめたい
“楽しい!”を考える 機会をつくる
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
課題 • メンバーも増加 • 業務に関係ない人とは関わりが少なく • 部として一体感が上がらない
課題 • 自然に会話を発生できない? • 全員集まる部会を活用できない?
取り組み
先週の「良かった!」 • 業務内容 + 自身の良い体験を共有
None
None
None
たとえばこんな話 • 客観的に見るとくだらない話の枠 • 一方で、発表に対する質問も続出
裏のねらい • 「毎日の料理を楽しみにする」 ‣ そもそも自分は楽しい体験してる?
裏のねらい • 普段から楽しい体験を意識 ‣ 今週良かったことあったっけ? ‣ これ、共有ネタに使えるな。。
効果 • メンバー間コミュニケーションの促進 • 仕事だと分からないパーソナリティ
現状と今後 • 毎週部会で全員共有 ‣ 今年は人数多いのでグループ毎に実施 • 組織変更時に「やめるの??」
まとめ
• チーム作りのための課題と取り組み ‣ よもやま会 ‣ KAIZENの日 ‣ 先週の良かった!
• 課題に対してできることから改善 ‣ 少しづつ「良いチーム」に
• 2014 室長 / メンバーx7 • 2015 部長 / メンバーx14
• 2016 副部長 / メンバーx19 • 2017 部長 / メンバーx35
None
ご静聴ありがとうございました