Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
定量×定性の補完的アプローチ maruhadakaPJ
Search
mihozono
March 25, 2020
Design
9
8.7k
定量×定性の補完的アプローチ maruhadakaPJ
Insight Tokyo #1 登壇資料
ポップインサイト社オンラインセミナー登壇資料
mihozono
March 25, 2020
Tweet
Share
More Decks by mihozono
See All by mihozono
利用前からはじまるUXリサーチ
mihozono
3
4k
戦略からUIまで伴走するUXリサーチ
mihozono
27
18k
ユーザビリティエンジニアリングをどう読み実践したか
mihozono
0
3.8k
コロナ禍のUXリサーチ
mihozono
6
4.3k
「どうやったらUXリサーチャーになれますか?」と聞かれて答えること
mihozono
3
3.1k
UX Research Inquiry vol.1
mihozono
1
3.1k
UX Research for Co-creation
mihozono
2
19k
Agile UX Research
mihozono
4
19k
リサーチチームの組織力
mihozono
0
11k
Other Decks in Design
See All in Design
マルチプロダクトにおけるデザイナーの挑戦-デザイン初め新年会2025
u_ri_ta
1
150
Goodpatch Tour💙 / We are hiring!
goodpatch
31
790k
FANCL×CA流アプリリニューアルPJ 成功の秘訣とそのプロセス / dx-fancl-renewal
cyberagentdevelopers
PRO
2
890
ゲーム開発における、Figma活用事例の紹介 / applibot-figma
cyberagentdevelopers
PRO
2
650
パンくずリストかわいい(breadcrumb so cute)
ysuda
0
170
発表資料テンプレート / My slide template
thatblue
0
210
Findy - デザイナー向け会社紹介 / Hiring Findy's Designers
findyinc
6
67k
志ある事業の種を社会に開花させるための挑戦/ Designship2024_Nishimura
root_recruit
0
270
利用者が離れないUX/UIデザイン 長く使われる業務アプリデザインのポイント
ncdc
5
440
【pmconf2024】ユーザーになりきる「コスプレUX」で リサーチ解像度を上げる
kamechi7222222
1
8.5k
藤本佳子・ポートフォリオ・2025/01
yoshi_designer
0
3.4k
エンタメ業界からDX領域に飛び込んだデザイナーが今立ち向かっている壁とは / applibot-dx-designer
cyberagentdevelopers
PRO
1
200
Featured
See All Featured
Designing for Performance
lara
604
68k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
34
3.1k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
40
2k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
336
57k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.6k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
27
3.6k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Transcript
© Merpay, Inc. 1 定量×定性の補完的アプローチ maruhadaka PJ @mihozono
© Merpay, Inc. 2 自己紹介 松薗 美帆 @mihozono 株式会社メルペイ デザインチーム/UXリサーチャー
・ICUで文化人類学を専攻しエスノグラフィ調査を行う ・リクルートでデジタルマーケティング /プロダクトマネージャー /UXデザイナーを経験ののち、UXリサーチチームを立ち 上げ ・2019年1月よりメルペイにUXリサーチャーとしてジョイン ・副業でRettyのUXリサーチ支援に携わる ・4月から社会人大学院に進学しビジネスエスノグラフィの研 究室所属予定 @mihozono https://note.mu/mihozono
© Merpay, Inc. Mission 3
© Merpay, Inc. メルペイとは 日本最大のフリマアプリを提供する株式会社メ ルカリのグループ会社である、株式会社メルペ イが運営するスマホ決済サービスです。 使わなくなったものをメルカリで売って得た売上
金や、銀行口座からチャージしたお金、また「メ ルペイスマート払い」を利用して、「メルカリ」や 全国170万か所のメルペイ加盟店でのお支払い にご利用いただけます。 4
© Merpay, Inc. 2019年2月 非接触型サービス「iD」に対応 コンビニエンスストアやレストラン、ドラッグストア、ファーストフード店をはじめ、 全国約90万か所の「iD」加盟店で「メルペイ」の利用が可能に。 2019年3月 QR・バーコード決済に対応 全国の小売店での利用が可能に。
2019年4月 「メルペイスマート払い」開始 「チャージレス」でメルペイの利用が可能に。 2019年5月 ネット決済機能提供開始 オフラインだけでなく、オンラインでも 「メルペイ」での支払いが可能に。 各機能について 5
© Merpay, Inc. 6 maruhadaka PJ
© Merpay, Inc. 7 What? お客さまのインサイトをmaruhadakaにする
© Merpay, Inc. 8 How? 定量×定性の補完的アプローチ
© Merpay, Inc. UXリサーチの使いどころ 解決すべき課題や 新たな可能性を探索する お客さま理解 探索型 検証型
探索から導き出した 仮説を検証する 9 まずはお客さまと自分は違うということを知ることから始まり 探索と検証を繰り返す中で理解を深めお客さまに憑依していく
© Merpay, Inc. © Merpay, Inc. 10 maruhadakaPJ これまでの歴史 初決済を増やすために
ロイヤルなお客さまを増やすために リブランディングの効果検証 メルペイあと払いをメルペイスマート払いへとリブランディングした後に実施 日記調査や訪問調査も組み合わせて探索型も取り入れた メルペイを使い続けてくれるお客さまと、離脱してしまったお客さまを比較し今後のロイ ヤル化のヒントを探りマーケティングやプロダクトに活かす まだメルペイをリリースしたばかりの頃、お客さま理解のために実施 01 02 03 探索型 検証型 お客さま理解 探索型
© Merpay, Inc. 11 どのような n=1 を選ぶかが重要
© Merpay, Inc. 12 ①どのような行動をしている? ← Heavy Light →
© Merpay, Inc. 13 ①どのような行動をしている? ②どのような思考をしている? ← Heavy Light →
© Merpay, Inc. 14 ①どのような行動をしている? ②どのような思考をしている? → ③それはなぜ? ← Heavy
Light →
© Merpay, Inc. 15 ①どのような行動をしている? ②どのような思考をしている? → ③それはなぜ? → ④インパクトに繋がる?
← Heavy Light →
© Merpay, Inc. 16 ①どのような行動をしている? ②どのような思考をしている? → ③それはなぜ? → ④インパクトに繋がる?
定量 定量 定性 定量 定性 定性 ← Heavy Light →
© Merpay, Inc. © Merpay, Inc. 17 maruhadakaPJ 4ステップ どのような行動をしている?
行動ログを解析し傾向理解や対象者抽出を行う。このときの切り口がとても大事! 01 02 03 04 定量 どのような思考をしている? 行動ログではわからない思考や認知などをアンケートで取得し対象者を選定する 定量 それはなぜ? なぜそのような行動/思考に至るかデプスインタビューや観察を通して deep diveする 定性 インパクトに繋がる? 構造や共通点を分析し、さらに量的に市場規模を把握し優先度を決定することも 定性 定性 定量
© Merpay, Inc. © Merpay, Inc. 18 maruhadakaPJ 役割分担 BI
UXR データ分析から課題感の共有 アンケート作成と配信 アンケートとログデータの結合 インタビューの実施 分析とレポート リサーチ企画 データ定義の提案と抽出 インタビュー参加 ディスカッション ※他にもプロダクトマネージャー、デザイナー、マーケなどが参画
© Merpay, Inc. © Merpay, Inc. 19 maruhadakaPJ インタビューの様子 すぐ施策に活かす
インタビューをライブ配信しslackで ワイワイする PM
© Merpay, Inc. 20 定量定性それぞれの特性を理解し 上手く使い分けコラボレーションすることが重要
© Merpay, Inc. 21
© Merpay, Inc. 22 パネルディスカッション
© Merpay, Inc. 23 UXリサーチを導入するときの 社内コミュニケーションはどうしたのか?
© Merpay, Inc. 24 違う職能同士で協働していくときに 気をつける点や工夫した点は?
© Merpay, Inc. 25 ステークホルダーに定性定量の使い分け どう説明している?
© Merpay, Inc. 26 データを適切に扱ってもらうために どのようなことに気をつけている?
© Merpay, Inc. 27 定量データが限定的、もしくはないとき どうやって対応している?
© Merpay, Inc. 28 開発サイクルの中で どのように組み込んでいるのか?