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ゼロからはじめる内製化 どこまで社内でできるのか?効果的な推進方法を解説。

NCDC
November 27, 2024

ゼロからはじめる内製化 どこまで社内でできるのか?効果的な推進方法を解説。

DXの実現に向けて様々な取り組みを行なう企業が増える中、「内製化」は注目のキーワードになっています。
当社にもシステムの内製化に取り組みたいというご相談をお寄せいただく機会が増えていますが、その理由はさまざまです。

柔軟な仕様変更を可能にしたい、ソフトウェア開発のノウハウを獲得したい、品質・期間・コストなどを自分たちでコントロールしたいなどの理由は特によく聞かれますが、なぜ内製化に取り組みたいと考えるか、どのように内製化を実現していくかはお客様ごとに異なります。

本セミナーでは、さまざまな理由からシステムの内製化を検討する方に向けて、内製化のメリット・デメリットや、体制づくり、そのプロセスでよくある課題と解決方法などを分かりやすくご紹介します。

主な内容
・なぜ今内製化なのか 内製化の目的
・内製化のメリット・デメリット
・デメリットを最小限にする進め方
・ゼロから内製化を始めるには

こんな方におすすめ
・DX推進の一環でシステム内製化を考えている方
・すでに内製化を推進していて、自社解決が難しい課題を抱えている方
・内製化やDX推進のパートナーを探している方

NCDC

November 27, 2024
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Transcript

  1. デジタルビジネス立ち上げを一元的にサポート ⚫ デジタルビジネスに必要な企画から開発まで、一元的に提供しています。 ⚫ スモールスタートでの検証から、本開発・継続的な改善までサポートします。 3 ワークショップを中心とし た合理的なプロセスで、ビ ジネスモデルの検討からUX デザインまで、迅速に行い

    ます。 関係者が多数いる場合の組 織横断、会社横断のファシ リテーションも得意です。 新規性の高いプロジェクト ではMVP(Minimum Viable Product)を用いた検証を行 うなど、目的に応じて段階 的な開発を企画します。 早い段階でモックやプロト タイプを用意してユーザの 評価を確認します。 ユーザとのタッチポイントとなる各種デバ イスのフロントエンドデザインから、クラ ウドサービスを駆使したバックエンドの開 発まで。多様なテクノロジーをインテグ レーションします。 ⚫ AI / IoT ⚫ モバイル・ウェブ アプリ開発 ⚫ クラウドインテグレーション ⚫ システムアーキテクチャコンサルティング など ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション ユーザ視点を大切にした アイデア・企画 モックやプロトタイプ の開発・検証 システム・アプリ開発 継続的な改善
  2. ⚫ 長期的な視点を持ち、お客さまと一緒に考え、そのプロセスも財産としていただく伴走型 の支援を得意としています。 ⚫ システム開発においても、内製化の体制構築支援からエンジニア・デザイナーなど専門職 のスキルトランスファーまで多数の実績があります。 お客さまが主役となるプロジェクト設計 4 お客さま デジタルビジネスを

    強みにできる企業を目指す 必要なものを自らつくり、 改善し続けられる 体制の整備、技術の獲得 ユーザーのインサイトや テクノロジーを理解して 企画できる知識の獲得 外部依存せず、社会の変化や技術の進化に対応し、自走できるチカラの獲得 コンサルティングや研 修、ワークショップ スキルトランスファー お客さまの目的に応じた 伴走支援のご提案 豊富なDX支援経験により 蓄積されたノウハウ DX戦略策定、PoC、 新規デジタルサービス企画、 UX/UIデザイン、 アジャイル開発、DevOps、 システムのモダナイズ…
  3. アウトソーシングの背景 ⚫ アウトソーシングの狙い ⚫ システム開発業務は非競争領域でIT専門知識が必要 ⚫ 外部化による業務の効率化、外部化による人件費の最適化 ⚫ アウトソーシングのデメリット ⚫

    ノウハウが蓄積されない ⚫ 煩雑な業務を依頼するとコストが肥大化する ⚫ いままではデメリットが問題視されなかったが、DX化の流れで デメリットが大きくなってきた 10
  4. 内製化の背景 ⚫ 内製化の狙い ⚫ システム開発業務は競争領域でIT知識だけでなく業務知識も重要 ⚫ システムに対する要求が複雑化し、外注コストが肥大化する傾向 ⚫ 内製化のメリット ⚫

    競争優位性の確保 ⚫ 業務知識の反映 ⚫ 変化への対応 ⚫ スピードの向上 ⚫ 外注コストの最適化 ⚫ 内製化のデメリット ⚫ 体制構築・維持コストがかかる 11
  5. どこから内製化するか ⚫ 各フェーズにおける優先度の違い 15 システム化計画 要件定義 システム開発 保守・機能改善 計画 予算・体制

    要件定義 設計 インフラ構築 アプリ開発 UIデザイン プロジェクトマネジメント 開発プロセス どんなシステムを 作るべきか? いつどんなシステムをどのくら いの期間・コストで作るか? モノづくり 維持・成長 定常保守・運用 問い合わせ対応 障害対応 追加開発 この範囲は優先度が高い この中でどこを内製化するか?
  6. ⚫ ビジネスによって変化しやすい・素早く変化させたい領域を 優先的に内製化していく どこから内製化するか 16 ビ ジ ネ ス へ

    の 変 更 適 応 度 大 小 技術・スキルの変化 速い 遅い インフラ(クラウド) データベース(データモデル) バックエンド(API) フロントエンド UI ビ ジ ネ ス へ の 変 更 適 応 度 大 小 内製化 注力領域 開発の専門領域
  7. 内製化が向いているシステム・プロジェクト ⚫ 仕様の不確実性が高い ⚫ 新規性が高い ⚫ リリースのライフサイクルが早い ⚫ 業務プロセスの独自性が高い ⚫

    開発規模が小さい ⚫ これらのプロジェクトは外注で対応するのが難しく、内製化の メリットが大きい ⚫ 一方で基幹システムなど、万が一の障害時のリスクが高いものは 内製化には向かない 18
  8. 内製化組織のつくりかた ⚫ DX人材を軸に、外注リソースや派遣社員などを組み合わせて 内製化チームを組成する ⚫ 初めから全てを内製する必要はない ⚫ 必要に応じて外部リソースを使う ⚫ いくつかのパイロットプロジェクトで役割分担を確認する

    ⚫ この領域は内製化優先度が高い、という場所を中心に 経験を積み、チームとして成熟させる ⚫ 要件定義や機能設計・フロントエンド・UIなど ⚫ 余裕が出てきたら、今まで外部にお願いしていた領域を 内部化してみる 24
  9. 内製化の例 ⚫ ライフネット生命様 ⚫ ユーザーとの接点であるWebフロントを柔軟に変更・改善したい ⚫ フロントエンドの内製化チームを既存のIT部署から派生させて組成 モダンなフロントエンドフレームワークを習得(Vue.js) ⚫ バックエンド・インフラは従来通りベンダーに依頼

    ⚫ 製造業A社様 ⚫ 社内で使えるツールの内製化を実施したい ⚫ 領域は限定せずフロントエンド・バックエンドの知識を習得 ⚫ 自前で素早くツールを作れるようになり生産性向上 ⚫ 全社展開するなど重要なツールは従来通り外部と協力 25