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Findyの開発生産性を上げるためにやったこと
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puku0x
October 06, 2023
Technology
1
600
Findyの開発生産性を上げるためにやったこと
開発生産性LT Night in 福岡
puku0x
October 06, 2023
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Transcript
Findyの開発生産性を 上げるためにやったこと 開発生産性LT Night in 福岡 @puku0x Noriyuki Shinpuku
@puku0x 2
@puku0x バッジ機能リニューアル! 3 https://findy-code.io/badges
@puku0x 4
@puku0x 5 Findyの開発生産性は?
@puku0x 6 直近1年間の転職サービス「 Findy」フロントエンドのリードタイムおよびプルリクエスト数
@puku0x 7 PRはだいたい10件/日 PRオープン後、即レビュー その日の内に改修完了 直近1年間の転職サービス「 Findy」フロントエンドのリードタイムおよびプルリクエスト数
@puku0x 8 最初から上手くいっている わけではなかった
@puku0x 以前の環境(〜2021) 9 • Ruby on Rails + Next.js/React 16
※当時はモノリス解体→Next.js化プロジェクトの後期 • バージョンの古いツール・ライブラリ多数 • 型(Flow)はある、テストは無い • 見通しの悪い設計 やばい
@puku0x やったこと: 技術的負債の返済 10
@puku0x 開発基盤の刷新 11 • 依存ライブラリのバージョンアップ ◦ Dependabot導入 • モダンな環境に移行 ◦
TypeScript、React v16.8+ ◦ Nx、Jest、ESLint、Prettier
@puku0x • 依存の方向を揃える(大事!) • Container/Presentational Componentベースの三層構造 設計刷新 12 Page Component
Container Component Presentational Component URLパラメータの解釈 APIとの通信 描画・フォーム制御 Custom Hook Custom Hook Custom Hook
@puku0x • 書けそうなところから着手 ◦ ロジックのユニットテスト ◦ コンポーネントのスナップショットテスト など • テストを書く→テストを書きやすい設計
の好循環 ◦ Wallaby.jsなどの可視化ツールも有用 テストの拡充 13
@puku0x やったか...!? 14
@puku0x 新たな課題 15 • CIが遅い ◦ コード量が増えればCI時間も増える • CIが遅いとどうなる? ◦
レビューが放置される ▪ ブランチ生存期間が延びる • コンフリクト多発 20分後でいいや
@puku0x やったこと: CIの高速化 16
@puku0x CIの高速化 17 • 変更検知+キャッシュ活用 毎月300時間以上を削減 平均5分でCI完了 https://nx.app/ はいいぞ その他:
ジョブ並列化、仮想マシンのアップグレード等
@puku0x 18 2022年 2021年 2023年 一人あたりの開発生産性が約3倍に ※2021年〜2023年までの転職サービス「Findy」フロントエンドの4月のデータ
@puku0x まとめ 19 • 開発生産性を上げるためにやったこと ◦ 技術的負債の返済 ◦ CIの高速化 Findy
Team+も よろしくお願いします
@puku0x ご清聴ありがとうございました @puku0x Noriyuki Shinpuku