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202401_CMC_Beginners

Hide69Oz
January 14, 2024

 202401_CMC_Beginners

CMC_Meetup 初心者向けコンテンツ_進行スライド案(4回分)

第1部:Who needs Community Marketing?
コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か?

第2部:Why Community Marketing?
顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」とコミュニティの役割

第3部:What is Community Marketing?
コミュニティマーケティング概要

第4部:How to manage Community Marketing?
コミュニティマーケティング成功のカギ

Hide69Oz

January 14, 2024
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Transcript

  1. 本日の進行 from CMC_Meetup 運営チーム ITのB2Bマーケティングで30年近いキャリアを持つ。PFU、 アドビ等を経て、2009~2016年に、AWSで日本のマーケ ティングを統括、日本最大のクラウドユーザーコミュニ ティ:JAWS‐UGの立ち上げに携わる。2016年にコミュニ ティマーケティングの普及・啓蒙をするコミュニティ: CMC_Meetup

    を立ち上げ。2017年にStill Day One 合同会 社を設立、代表社員に。以降、FinTech、データマネジメン ト、コラボレーションなど国内外の複数の企業でパラレル マーケターや社外取締役として活動中。 小島 英揮 パラレルマーケター / シリアルコミュニティビルダー Still Day One合同会社 代表社員 𝕏 : @hide69oz Blog: https://stilldayone.hatenablog.jp/ 【話し手】 新卒でIT業界専門の人材会社に就職。スキルアップやキャリ ア支援に関するイベントの企画・運営を担当している際に社 外イベントを通じてカスタマーサクセスに興味を抱き、株式 会社カオナビへ入社。 現在、カスタマーエンゲージメント本部にて、ユーザー会や コミュニティなどの企画や運営に携わる。 坪井 友里 株式会社カオナビ カスタマーマーケティンググループ 𝕏 : @tsubo_yuri 【聞き手】
  2. 東京 京都 福岡 札幌 高知 ・東京:28回 ・札幌:5回 ・名古屋:5回 ・京都:4回 ・大阪:5回

    ・広島:1回 ・福岡:9回 ・高知:4回 ・沖縄:1回 ・B2C:2回 ・DeepDive:3回 ・Beginners:1回 ・焚き火部:2回 ・MAX:1回 ・アカデミー:2回 大阪 Facebook Group 参加メンバー数: 3,700+ Meetup 回数: 73 CMC_Meetup 活動概要 (2024/1/12現在) 沖縄 名古屋 ランチスペース 回数: 48 広島
  3. この動画の構成 第1部:Who needs Community Marketing? コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か? 第2部:Why Community Marketing? 顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」と

    コミュニティの役割 第3部:What is Community Marketing? コミュニティマーケティング概要 第4部:How to manage Community Marketing? コミュニティマーケティング成功のカギ
  4. この動画の構成 第1部:Who needs Community Marketing? コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か? 第2部:Why Community Marketing? 顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」と

    コミュニティの役割 第3部:What is Community Marketing? コミュニティマーケティング概要 第4部:How to manage Community Marketing? コミュニティマーケティング成功のカギ
  5. 皆さんがやりたいコトはコレでは? 顧客創造 顧客育成 顧客理解 • 向き合うべき顧客、ステーク ホルダーの明確化 • フィードバックループの構築 •

    顧客ニーズの理解 • PMFの高速化 • ユースケース、TIPSの流通 • チャーン、離脱顧客の減少 • ロイヤリティの向上 • 「想起」の生成 • 推奨者が増加 • 「想起」の拡大 • デマンド生成 • コンバージョンの改善 • プレ・オンボーディング の促進
  6. この動画の構成 第1部:Who needs Community Marketing? コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か? 第2部:Why Community Marketing? 顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」と

    コミュニティの役割 第3部:What is Community Marketing? コミュニティマーケティング概要 第4部:How to manage Community Marketing? コミュニティマーケティング成功のカギ
  7. A (Attention) I (Interest) D (Desire) M (Memory) A (Action)

    A (Attention) I (Interest) S (Search) A (Action) S (Share) A (Action) S (Satisfaction) C (Conviction) S (Sympathize) I (identify) P (Participate) S (Share & Spread) Before DIGITAL(since 1920s) After DIGITAL(since 2005) 共有 満足 参加 共有と拡散 共感 検索 確信 購買行動モデルの変化 確認 A (Attention) I (Interest) D (Desire) 認知 興味 関心 欲求 記憶 行動
  8. 論文:CtoCでの情報フローがマーケティングでより重要に • 澁谷先生(現・WBS)、山本先生(現・慶応大学)等による、 デジタルメディア環境下での消費者間インタラ クション(C2Cインタラクション)に焦点を当て た論文。 • C2Cの情報フローは、主にソーシャルメディア上 で展開される •

    消費者からの「いいね!」やリツイートを通じて消費者間 に情報を拡散し、売上に貢献することがあることを 提示 • スマホ等のデジタルデバイスの発展・普及が、 C2Cの情報フローをより加速させ、マーケティング に大きな革新をもたらす可能性を指摘 ※出典:マーケティング・サイエンス Vol. 26 No. 1 2018 pp. 7 - 39 「デジタルメディア環境下のC2Cインタラクション-研究動向の概観と展望 https://www.jstage.jst.go.jp/article/marketingscience/26/1/26_260104/_pdf/-char/ja
  9. ベンダー 顧客層 行動変容をもたらす情報フローで 「CtoC」がより重要に 受信者 受信者 受信者 受信者 →発信者 受信者

    →発信者 発信者 ・ ・ ・ 顧客層同士で「適切な」発信者と 受信者の関係ができた時に、行動 変容を促す力が最大化 ベンダーからの直接的 コミュニケーションの効果が 相対的に低下 < 顧客層
  10. ベンダー 顧客層 発信者 受信者 コミュニティ ①ベンダーから顧客層 へのダイレクトな メッセージ力が弱体化 ②ベンダーより 顧客層からの情報

    フローが質・量とも に増大傾向 ③コミュニティが、発信 者と受信者を「適切」に つなげ、情報フローの質、 量ともに更に増大 ④ベンダーとコミュニティ のフィードバックループで、 顧客理解と顧客からのエン ゲージメントが増大 コミュニティが、CtoCの情報フローに 果たす役割
  11. この動画の構成 第1部:Who needs Community Marketing? コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か? 第2部:Why Community Marketing? 顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」と

    コミュニティの役割 第3部:What is Community Marketing? コミュニティマーケティング概要 第4部:How to manage Community Marketing? コミュニティマーケティング成功のカギ
  12. マーケティング手法 定義 インフルエンサー マーケティング コミュニティのなかで周囲に影響力のある人物を見つけ出 し、商品やブランドを紹介する方法 バズ マーケティング 人々が商品やブランドのことをお互い話すように、注目に 値する話題や娯楽を作り出す手法

    バイラル マーケティング インターネットなどを使い、商品やブランドに関する噂が 加速度的に広まるような仕掛けを作る手法 コミュニティ マーケティング ユーザーグループやファンクラブなど、商品やブ ランドに興味を持つ組織を運営し、支援する手法 プロダクト マーケティング 試供品や商品情報などを、有識者など影響力のある人物に 適切なタイミングで提供する手法 コーズ マーケティング 世間の関心事に働きかけ、支援することで、その事柄に興 味を持っている人の支援 ブランド マーケティング 企業担当者がブログを書いたり、ブログの場を提供するこ とで、ブランドや用品に関する認知度を高める手法 ※WOMMA(米国のクチコミ・マーケティング協会)による、クチコミを活用したマーケティングの定義 「キーパーソン・マーケティング」 P98 より抜粋 参考:WOMMAによる定義
  13. Sell To と Sell Through での「連鎖」の違い Sell To the Community:直接「売り込む」方法では「連鎖」が起きない

    Sell Through the Community:コミュニティを通じて「連鎖」を起こす ベンダー コミュニティ ベンダー コミュニティ 〇 ×
  14. この動画の構成 第1部:Who needs Community Marketing? コミュニティマーケティングに関係あるのは誰か? 第2部:Why Community Marketing? 顧客(消費者)行動に起きている「不可避な流れ」と

    コミュニティの役割 第3部:What is Community Marketing? コミュニティマーケティング概要 第4部:How to manage Community Marketing? コミュニティマーケティング成功のカギ
  15. 殆どの場合、WWHの掛け算が複数必要。 その総和で、Objectiveを達成する Objective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How

    (どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
  16. 逆算して当年度(1年後)のObjective設定 をすることで、活動の一貫性が増す 1年後のビジネス /マーケ全体のObjective (目的・勝利条件) 1年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 3年後のビジネス /マーケ全体のObjective

    (目的・勝利条件) 3年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 3年後を山の頂上だとした ときに、1年後に「何合目」 まで登る必要があるのか? を設定する
  17. 3年後を見据えたビジネス全体 のObjectiveから、 コミュニティのOWWHを設計 3年後のビジネス /マーケ全体のObjective (目的・勝利条件) 3年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 1年後のビジネス

    /マーケ全体のObjective (目的・勝利条件) 1年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ①全体のObjectiveに基づき、 コミュニティ施策の Objective を設定 ②コミュニティ施策のObjectiveに 基づき、Who/What/Howを設定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
  18. 信用力 製品理解力 (製品愛) 言語化 能 力 調整力 マーケファネル の理解 □信用力:社内外のステークホルダー

    に「信用」される能力 □製品理解力:信用を担保するための、 製品、サービスに対する理解と愛情 □調整力:コミュニティ施策で必要な ことを会社、組織に要求できる力 □言語化能力:数値以外の状況をステ ークホルダーに理解してもらう力 □マーケファネルの理解:マーケティ ング施策全体を理解し、コミュニティ 施策と結び付ける力 コミュニティマネジメント担当者(チーム)に 求められるスキル
  19. コミュニティから生成されるリソースと他の施策を 「掛け算」することで循環型ファネルができる Awareness (認知) Demand Generation (自分ゴト化) Lead Qualification (案件化:MQL

    → SQL) Onboarding/PoC (利用開始) Cross / Up Sell ( MRR/LTV 向上) コミュニティの リソース/コンテ ンツ×施策 カスタマー サクセス オンボーディング等 見込み顧客に対し、既存顧客が 直接、またはマーケ施策で事例や ユースケースを紹介 顧客同士でベスト プラクティス共有 「ファン」の声が 他の施策と連動して ファネルの拡大、 コンバージョン に寄与 従来型の マーケティング 「ファン」が 集まっている コミュニティ
  20. コミュニティを循環型ファネル施策に組み込み、 コンバージョンとチャーン対策に改善 →LTV向上 = 顧客数 × コンバージョン率 × 顧客あたりの平均利用額 (ARPU)

    チャーン Σ コンバージョン:有償利用への転換率 コンバージョンが1%改善 → 長期収益も継続的に1%増加 チャーン:いわゆる解約率 有償顧客200が翌月に190=チャーン5% →顧客寿命は約20ヶ月 長期収益 (LTV) ※出展:Stripe SaaS ビジネスの基本ガイド https://stripe.com/jp/atlas/guides/business-of-saas