Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
広報の目標と効果測定法
Search
Haruka Oka
December 26, 2017
Business
1
570
広報の目標と効果測定法
広報研究会で発表した内容です。
メディアリレーションズが最大ミッションだった広報1年目から現在を振り返って、目標はどうやって作るのか?成果をどうやって見るかをまとめました。
Haruka Oka
December 26, 2017
Tweet
Share
More Decks by Haruka Oka
See All by Haruka Oka
累計2,000人弱の”PRパーソン”が集うコミュニティ #PRLT はなぜ7年やってこれたのか 〜「らしさ」の確立と体現
kiyoshi502
2
630
広報PR視点を活かした コミュニティの設計と拡張
kiyoshi502
0
100
続・PR業務に欠かせない 個人的便利ツールたち
kiyoshi502
0
280
持続可能な「死なないPR」を実現するために 仕組み化と推進のみコミットしてる話
kiyoshi502
0
3.3k
日本最大級の広報PRコミュニティ「#PRLT」を3年運営して分かった、共創するコミュニティのあり方
kiyoshi502
0
660
マーケターは当たり前に出来て 広報が意外と苦手なこと
kiyoshi502
2
6.2k
「発信する」ということ
kiyoshi502
1
4.5k
#PRLT 2017年度決算報告っぽいLT
kiyoshi502
0
340
LT大会を2年運営して気付いた 会社を超えた コラボレーションの秘訣
kiyoshi502
0
130
Other Decks in Business
See All in Business
Crisp Code サービス紹介 / 料金表 | Services & Price list
so_kotani
1
330
FinGo
hyunchang
0
100
<初めての方向け>オルタナではじめる安定資産投資とは?(20250314)
c0rp_mdm
0
260
株式会社メディアドゥ 中期経営計画 2026-2030年2月期(5ヵ年)
mediado_ir
0
140
ソニックガーデン会社説明資料(2025年1月)
kuranuki
0
110
VISASQ: ABOUT US
eikohashiba
15
490k
Sales Marker Culture book
salesmarker
PRO
28
44k
プロダクトプランナー・ビジネスコンサルタント職種説明資料
lycorp_recruit_jp
0
6.2k
(29枚)採用力アップトレーニングプログラムの詳細と3つの特徴
nyattx
PRO
0
580
会社紹介資料【ギバーテイクオール株式会社】
givertakeall
0
2.1k
「壁を突破するための変革マネジメント」 ご紹介資料
itpreneurs
0
240
ソニックガーデン会社説明(エンジニア向け)
kuranuki
0
390
Featured
See All Featured
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
30
2k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
522
40k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
21k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
35
2.6k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
13
670
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
660
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
135
33k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
71
10k
Music & Morning Musume
bryan
47
6.5k
Building Applications with DynamoDB
mza
94
6.3k
Transcript
広報の目標と効果測定法 レバレジーズ株式会社 広報部 吉田ハルカ
# 自己紹介 レバレジーズ株式会社 広報部 吉田ハルカ (またの名を「ホースミートガール」) kiyoshi502 haruka.yoshida.165 広報LT大会 TOKYO
MARKETERS' TALK 東京女子物語(ライター) 2014.4 2016.4 2017.4 2015.12 医療ベンチャーに新卒入社 広報立ち上げ フリーランス レバレジーズへ転職 エンジニア部門の広報 広報部立ち上げ (1000人中1人) 部下ができる 2017.12
# レバレジーズの広報体制(参考) 広報部(コーポレート / 採用広報) • 全社広報案件のスケジュール調整、トンマナ統一 • 記者会見、メディア対応(事業部長クラスや影響力の高いメディアの場合) •
不祥事の対応 • コーポレート / 新規事業の広報活動、採用オウンドメディア編集長 事業部広報(サービス広報) 各事業部1名 • プレスリリース作成 • メディアキャラバン • メディア対応 (メンバークラス、業界紙など) 社内広報 1名 ※人事部所属 • 社内報(月1) • 全社総会(年2) • 社員旅行 • 社内イベント • クレドブック
今日伝えたいこと 広報だってある程度の定量化は必要
# アジェンダ 1. なぜ目標設定と効果測定が必要か 2. 広報1年目の目標設定 3. 現在の目標設定 4. 効果測定法
4-1 パブリシティスコア 4-2 効果測定ツール 5. 現在の方法で運用してみて 6. おわりに
#1 なぜ目標設定と効果測定が必要か 目標、つくっていますか?
#1 なぜ目標設定と効果測定が必要か 数値目標、つくっていますか?
#1 なぜ目標設定と効果測定が必要か 「メディア掲載があった」 「イベントやった」 以外の報告がどれだけできていますか?
#1 なぜ目標設定と効果測定が必要か 私が目標の立て方と効果測定法を 見直したいと思ったきかっけ
社内に広報価値を見える化させたい
#1 なぜ目標設定と効果測定が必要か 社内に広報価値を見える化させたい = 広報を知らない人にも 広報の頑張りを正しく評価してほしい
#2 広報1年目の目標設定 KGI メディア掲載数 KGI アワード受賞数 KPI • 記者アポ数 • 広報企画立案数
• 広報知り合い数 • プレスリリース配信数 KPI • アワードエントリー数
#2 広報1年目の目標設定 ## 良かったところ • 高速でPDCAを回せるので広報業務とそのコツが身に付いた • 行動力、挑戦力がついた ⇒広報1年目には向いている ## 見えてきた問題
• 行動だけで満足してしまう=自己満足で終わる可能性 • 大きい掲載も小さい掲載も「1」でカウントされる悔しさ • 「意味のある」広報活動ができているか不明 ⇒2年目以降は見直す必要あり
#3 現在の目標 目的 • メディア露出の量と質向上 • リリースレベルのネタが 意識的に生まれる会社作り 目的 • 事業部の課題解決
KGI / KPI • パブリシティスコア (年1.1〜1.5倍) • プレスリリース配信数 (年1.1〜1.5倍) KGI / KPI 事業・案件により異なる 例)エンジニア特化型 Q&Aサイト • 解決済問題数4,000(事業部KGI) →コアユーザーを◯人増やす (広報KGI) →リテンション目的のユーザーイベントを 開催し目標集客◯人 (案件KPI) ※定性目標になることもある
※MarkeZine Day2017で発表 #4 効果測定法
※MarkeZine Day2017で発表 #4 効果測定法 掲載内容 の 振り返り 掲載記事の伝播度 金額換算 (参考値) 定量
定量・定性 定量
#4 効果測定法 ※MarkeZine Day2017で発表
#4−1 パブリシティスコア
#4−1 パブリシティスコア 百聞は一件に如かず 公開用パブリシティスコア https://goo.gl/xd2g8s ↑コピーして使ってください
#4−1 パブリシティスコア ## メディア露出があったら随時スコアリングして一覧化 ## 部門 / 年度単位で合計スコアを算出→次年度目標スコアを設定 ※週次で進捗確認
#4 効果測定法(再掲) ※MarkeZine Day2017で発表
#4 効果測定法(再掲) ※MarkeZine Day2017で発表 説明済
#4 効果測定法(再掲) ※MarkeZine Day2017で発表 説明済 事業部のマーケ担当に 随時 / 月次MTGで報告してもらう
#4 効果測定法(再掲) ※MarkeZine Day2017で発表 説明済 説明済
#4 効果測定法(再掲) ※MarkeZine Day2017で発表 説明済 説明済 効果測定ツール(クリッピングツール)で集計
#4−2 効果測定ツール 参考:https://www.pranalyzer.jp/
#4−2 効果測定ツール 3つのツールを 1ヶ月ずつお試し導入してみた
#4−2 効果測定ツール 参考:https://www.pranalyzer.jp/
#4−2 効果測定ツール 参考:https://webclipping.jp/
#4−2 効果測定ツール 参考:https://indicator.jp/
#4−2 効果測定ツール
#4−2 効果測定ツール 参考:https://www.pranalyzer.jp/ ## PR Analyzerを導入
#4−2 効果測定ツール ## PR Analyzerの良いところ① 4大マスメディアに対応(国内唯一)
#4−2 効果測定ツール ## PR Analyzerの良いところ② KPIや目標にできそうな指標が7つもある
#4−2 効果測定ツール ## PR Analyzerの良いところ③ 追加料金一切なし 5.5万円 / 月 ※特別割引
#4−2 効果測定ツール(再掲)
#4−2 効果測定ツール ✓ 自社・いまのフェーズに合ったもの ✓ お試し導入して使い勝手が良かったもの を選びましょう
#5 現在の方法で運用してみて いろいろ言ったけど 数値化しきれないのも事実 ex)プレスリリースを出して1年後に問い合わせ来る →広告のように一定期間で成果を出しきれないのが広報
#5 現在の方法で運用してみて やり始めたらキリがない どこまでだって細分化できる
#5 現在の方法で運用してみて ## 立ち返るポイント ✓(自社での / サービスでの)広報活動の目的は? ✓(チームの)達成すべき目標は? ✓(自分自身の)力を付けたいところは? 会社 /
サービス チーム 自分
おわりに
「失敗」からは学ぶことはできない 『ZERO to ONE』ピーター・ティール
成功してから失敗経験と照らし合わせて 初めて理解する、学ぶ
もっと広報できるようになりたいなら とにかく失敗(&成功)して学ぶ ↓ 学びをアウトプットして知識として定着させる
一緒に頑張りましょう:)