Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

20240220@SMARTふくしラボの取り組み

 20240220@SMARTふくしラボの取り組み

20240220@安城市社協からの視察研修にともない、SMARTふくしラボの取り組みなどを紹介。

noriaki_koshiba

February 18, 2024
Tweet

More Decks by noriaki_koshiba

Other Decks in Education

Transcript

  1. 4 【仕 事】 ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略係 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー ◦国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルICTシステム研究室

    協力研究員 〇一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー 【志 事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
  2. 7 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツールで働く人がより働きやすくする。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム

    ※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会 社日新システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる相談窓口】 相談のハードルを下げ、早くからの リーチをつなげるしくみ将来的な 情報発信のキーとなるしくみ 【ふくしDX】 業務効率改善を行い福祉 現場での人材不足を解消 民間企業との共同研究PJ 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、みんな の目指すべきgoalを示す。 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、自分自身の活動 ログが見えるようにする。 【ふくしDXの推進基盤】 社団法人を立ち上げふくし全体のデジタ ル化、DX推進を図る組織の立ち上げ。 【SW-MaaSの開発】 トヨタモビリティ基金と福祉版移動シェア サービスの研究開発 一般社団法人 SMARTふくしラボの設立 福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
  3. 9 1997年 携帯電話を手に入れた 初回通信料32,000円 1998年 ワープロを覚えた 1999年 データは偽物と言われた 2005年 差し込み印刷に感動

    2010年 メールアドレスの設定ができようになった。 (社内ではITボーイと言われた) 2017年 シンクタンク事業を立ち上げ 仮説を立てるようになった。 2019年 データ活用と見える化の研究 2023年 しあわせって見える化「LWCI」の活用
  4. 福祉サービスの提供を受けるには? 3択 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国は、在宅へ ニーズは、入所へ

    単独経営(小規模模法人)では、 不採算、人材不足が起こりやすい。 複数経営(大規模模法人)では、 不採算部門からの撤退。人材確保も重なり、入 居施設に力をシフトしている 福祉人材の不足・経営難
  5. 根本的な問い① なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 職場環境こそが人材不足の切り札 福祉人材の不足

    深刻度 有効求人倍率 14.92倍 2020年度ヘルパー 働きやすい職場・やりがいのある仕事 人材の定着・スキルアップ サービスの質の向上 福祉サービスの持続可能な供給を行うためには、 働きやすい職場づくりを軸に考えていく必要がある。 全分野の有効求人倍率 1.31倍 2023年5月 有効求人倍率 3.90倍 2020年度施設介護員
  6. 根本的な問い② なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国の方針 施設から在宅へ

    規制緩和 小規模多機能型施設 小さな拠点には、それぞれ「人、モノ、金」を 揃え、管理する体制が必要になる。 サービス付き高齢者 住宅 集約すれば、一緒にできることもある。 エリア単位での連携や集約、最適化が必要である。 専門職の力が福祉サービスの提供以外で割 かれている可能性
  7. 【福祉分野を「smartふくし」に押し上げるエンジンに】 3年間で一気に、福祉分野をsmart化する。 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 福祉団体・組織・法人 Smartふくし 【フェーズ①】 ネットワーク化 課題の棚卸し、整理と集約 【フェーズ②】

    デジタル化 紙からデジタルへの置き換え 【フェーズ③】 DX (デジタルトランスフォーメーション) 業務改革 【フェーズ④】 全体最適化 持続可能な地域・体制整備 Smartふくし Engine 機能強化 【シンクタンク】 データ活用 データの見える化・EBPM 機能強化 【シビックテック】 人材育成・場 活動の担い手、場づくり 【市民参加】 住民主体のまちづくり じぶんのまちを自分たちで良くしていく
  8. 【SMARTふくしラボのポジション】 簡単に言うと、 福祉団体と民間企業・研究機関の間にはコーディネートがいる 福祉団体・組織・法人 SMARTふくしラボ 民間企業・研究機関 困りごとの整理 課題発見 組織内の合意形成 業務改善

    DX支援 福祉ニーズへのマッチング 商品開発 実証実験 販路拡大 ICT※ リテラシー推進 ※福祉寄りに伴走支援していくことが強み 最終目標:smartにつながる状態 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 ※ リテラシー:「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に 理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
  9. SMART ふくしラボ 学び合う場 learning 実験する場 experiment 研究する場 laboratory ビックデータ 蓄積/利活用

    福祉分野の デジタル化・DX 研究 民間企業との 共同研究 地域での 実証実験 フォーラム 開催 リテラシー 向上 ビジネスモデル 事業化 プログラム 開発 セミナー 勉強会 ローカライズ 他地域への 展開 福祉団体支援 【3つの場づくり】Core competenceからの事業展開
  10. ふくしモビリティPJ 送迎のデジタル化 福祉Mover導入支援 新しい福祉サービス 総合事業メニュー開発 大規模法人コンサル ティング事業の開発 シェアリングPJ 食料支援ネットワーク WAWAWAネット

    組織化・法人化 事務局運営 福祉送迎網の活用 SW-MaaS デジふくネットPJ ネットワーク構築 デジタルふくし推進 ネットワーク DX推進PJ 相談支援 デジタル化、DX相談 DX推進・研修 フォーラム、セミナー コンサルタント シンクタンクPJ 調査・研究 データ活用 見える化 福祉分野のデジタル化・DX シェアリング モビリティ 事業構築 支援・コンサル シンクタンク SMARTふくしラボ 全体事業 情報連携 社協連携事業 TMF助成事業 ラボ単独事業 コンサル 調査・研究
  11. 理事会 7名 評議員会 8名 評議員選任 解任委員会 監事 2名 苦情解決 第三者委員会

    事務局長 総務課 地域福祉課 在宅福祉課 経営戦略係 法人運営係 施設運営班 生活支援係 地域支援係 地域包括支援班 居宅訪問介護係 居宅介護支援係 3役会 議 事務局 係長会議 共生推進係 人事労務・経営基盤・法人運営 中長期ビジョン策定・横断型PT 共生社会・くろべネット 個別支援・福祉資金・自立支援 地区社協・ボランティア・共同募金 黒部市東部地域包括支援センター (受託) ホームヘルプセンター ケアセンター 黒部市福祉センター(直営) 黒部市宇奈月福祉センター(指定管理) 各課 定例会議 職員 全体会議
  12. 作戦Ⅱ ポリシーをつくる! みんなが 主体的に考えていくしくみ ルールじゃなくてポリシー LINEWORKS社内運用 POLICY 1 ツールとして活用しよう コミュニケーションとスケジュール共有のツールであって、

    これによってリアルな会話や話し合いに変わるものではなく サポートする役割として活かしていくことが大切です。 2 受け取る人の気持ちを考えよう 文字によるコミュニケーションは、誤解を招きやすくニュ アンスが伝えづらい時もあります。受ける側の気持ちを考え てメッセージを発信したり、スタンプを使って上手に伝えま しょう。 3 みんなで使いやすい環境をつくっていこう 使い方の課題や困りごとが見つかった時は、みんなで話し 合い運用を考えていきます。 ルールで縛ると苦しくなる…本末転倒
  13. 作戦Ⅲ ※総務系の皆さん向け Stepを間違えない! 導入じゃなくて、 活用することを考える。 管理じゃなくて、 働きやすい環境整備。 間違えると…オワリ説 トーク ・報告

    ・連絡 ・コミュニケーション カレンダー ・スケジュール ・勤務把握 掲示板 ・スキルアップ ・知恵袋 実績報告 ・勤怠管理 ・レセプト 「トーク」も「カレンダー」も「掲示板」も「実 績報告」もできる最高の ツールを導入しますから使いましょう! 少しずつ、着実なStepで! ※そこが介護系福祉職員のポイントかも
  14. 社内でのICT利活用についてご意見やアイデアがありましたらご記入ください。 自由記述 11件の回答 ・電話や来客の伝言メモを手書きではなく、PC入力できると楽です… ・みんなが便利に使えるように。 ・職員向けの社協アプリがあったらいいです ・ラインワークスで社内でやり取りができればメールより手軽でよいと思います。 ・将来的にはICTを活用して社協で見守りの必要な高齢者の安否確認ができるようになればいいと思う。 ・いずれは、ヘルパーの訪問伝票をタブレット端末で行いたい。(記入時間の短縮、ヘルパー間の情報共有)既にタブレットを導入している事 業所もあります。

    ・出勤、超過勤務など管理をICTで行えば楽になります。 ・伝票やモニタリングのネッ ト提出 ・全員の出勤表が確認できれば休みを入れやすくなる (ネット予約みたいに) ・利用者の様子、変化を入力 し訪問者同士がいつでも情 報共有したい (訪問前に確認できる) 予定表がメールできれば良いと思う ・訪問が中止になったときの理由を知りたい ・サ責にケースの申し送りをしたいと思うが時間が合わなかったりお休みだったりして、しまいに伝えそびれたりする。 ・個人のケータイに連絡することもあるが掛けづらいので、曜日や時間を気にせずにケースの申し送りができるようになればいい。 導入ではなくて、活用する!という思考に変えてく アイデアをみんなで形にしていくしくみ
  15. 67

  16. 本プロジェクト中間発表 97 業務効率化の取り組みが進んだ背景 組織文化の 理解 社内における ビジネスプロ セスの知識 組織内の 信頼と連携

    変革への意欲 とリーダー シップ DXなどの業務効率化の取り組みにおいて、 組織内の人材は非常に重要な要素。
  17. 【年間維持費】 年間1台あたり 合計332,000円 【内訳】 ・燃料費 152 , 000円 ・保険代 50,000円

    ・車検代 53,000円 ・ 自 動車 税 1 1 ,0 00 円 ・修理費 53,000円 ・消耗品 13,000円 【市内全車両に係る年間総額】 (年間維持費+人件費+車両購入代)×210台 ①専従運転手あり 220,500,000円 ②専従運転手なし 149,520,000円 移動リソースの試算とシュミレーション 「集約して一元化すればビジネスになる」 市内の福祉関係施設等が持つ移動リソースを調べ、 集約することで、効率化もしくは車両管理業務 自体をアウトソーシングできるかどうかの調査 + Step1: 4月~7月 黒部市内福祉事業所へ車両状況調査を実施 市内全94事業所 車両見込み台数 全210台 【人件費】 年間1台あたり ①専従運転手あり ②専従運転手なし 合計468,000円 / 合計130,000円 a. 運転手以外で送迎に携わている職員 一人あたりの業務時間 116.6時間/年 1台あたりに係る人件費 116,000円/年 b. 車両1台あたりの事務業務時間 一人あたりの業務時間 14.5時間/年 1台あたりに係る人件費 14,000円/年 c. 専従運転手人件費 235,000円/年 運転従事者その他経費 103,000円/年 【車両購入費】 ハイエース中古車の 相場平均250万 10年使用 年間1台あたり 250,000円 + × 黒部市内福祉事業所における車両管理・車両運行に関する調査 Step2: 実証実験協力事業所(3法人)の車両保険一括管理における金額の試算や新サービス開発についての研究(品川グループと連携) ※送迎業務、車両管理、車両運 行に係る経費に対しての負担感 「非常にそう思う」、「そう思う」 と回答した事業所 約5割 移動にかかる 業務一元化 ※SW-MaaS実証実験に向けての事前アンケート調査結果を基に試算 132
  18. それぞれの地域(市町村)が移動で抱える課題は、ほぼ同じ。 点ではなく面で取り組むことで、課題解決のスピードとインパクトを高める 黒部市エリア 資金面(実証実験)・ノウハウ プロジェクトサポート・連携サポート CROSS MOBILITY PROJECT 魚津市エリア 滑川市エリア

    それぞれのエリアの特性を生かしたしくみづくりノウハウや結果の共有、エビデンスの蓄積 様々な実証実験と実装化に向けての研究 協力・事業所のチャレンジ 本プロジェクトの理念 133 新川介護保険組合エリア 朝日町エリア 入善町エリア 富山市内事業所 南砺市内事業所 協力・事業所のチャレンジ 協力・事業所のチャレンジ 医療・介護事業の送 迎一元管理と外部委 託のしくみづくり 地域の移動支援と福 祉車両の活用 福祉現場の効率化・負担軽減(実態調査・送迎のデジタル化チャレンジ) 新しい福祉サービスの開発(黒部市と市社協と介護保険組合)
  19. トヨタモビリティ基金とSMARTふくしラボの支援体制 CROSS MOBILITY PROJECT 134 実証実験 参画したエリア 実証実験での検証結果共有 事業化(実装)への検討 エリア連携への参画

    支援体制 福祉Moverの提供と導入支援(費用面含む) 実証実験のサポート(企画・マンパワー) 参画エリアの連携の場づくり その他実証実験に係る経費(直接支出) 大学、研究機関 データ分析・検証 実証実験でのデータ分析 事業化への設計 効果検証 ソーシャル アクション機構 福祉Moverの提供
  20. プロジェクトの柱となる 2つのプログラムを各エリアで取り組む (2023年度) ふくしDX(送迎のデジタル化・共同化等)でデイサー ビス業務の約3割と言われる送迎の負担を軽減し、 業務効率を上げ、働きやすい職場、人材の確保に貢 献する。 福祉現場の効率化・負担軽減 効果的な介護予防総合事業のメニュー開発で、 「移動困難となる人≒要支援1.2、要介護1」の

    対象者へ移動手段となるサービスを提供する。 新しい福祉サービスの開発 136 福祉Mover(アプリケーション) を活用した 送迎のデジタル化 20事業所の導入実証実験(予定) 一般社団法人ソーシャルアクション機構HP https://socialaction.net/ ←こちらから福祉Moverの紹介動画がご覧いただけます。
  21. 福祉Moverとは… 利用者宅の地図のコピー ホワイトボード送迎表 送迎業務をデジタル化し、送迎担当者、車両担当者、施設管理者、利用者のストレスを 軽減するアプリサービスです。 送迎担当者スケジュール 簡単作成機能 送迎ナビシステム 土地勘がなく、 道順把握が大変…

    手作業が多くて 工数がかかる… 車両の稼働状況が 分からない… ナビに従うだけで 楽に目的地へ! 工数大幅削減で 業務効率化! 車両の稼働状況を リアルタイム管理! 従来のアナログ管理 福祉Moverによるデジタル管理 138
  22. 送迎業務をすべて委託(タクシー等交通事業者) 送迎業務の一部を委託(タクシー等交通事業者) 「福祉Mover」を導入した事業所の送迎網をデジタル連結 事業所間で共同運行 事業所間で一部を共同運行 二つの方向性を検討 送迎委託モデル 事業所間連携モデル 事業所間で共同運行 同一法人間の送迎マージ

    デイサービス事業 デイリハ事業 「福祉Mover」を導入した事業所の送迎業務のデジタル化 送迎業務の負担軽減・効率化(送迎業務・運行記録) 送迎担当者の負担軽減・効率化(シフト管理・運行管理) 二つの効果 法人内マージモデル デジタル化による業務効率化モデル 福祉現場の効率化・負担軽減のモデル (デジタル連携基盤を活かした、その先の展開) 139
  23. 福祉施設が福祉送迎網のハブになる プラットフォーム(駅) 人・モノ・〇〇を運ぶ ふくしモビリティネットの構築 「SW-Mobility_NET」 コース最適化・マッチング 送迎業務デジタル化 【キーワード】 福祉施設がコミュニティの要 福祉施設を中心としたコミュニティづくり

    社会福祉法人の地域貢献(義務) 地域リソースの活用 省エネルギー シェア、統合、一本化 持続可能なまちづくり 地域最適化 末端配送 福祉的視点での移動支援 ふくしネットワーク構築とデジタル化 「SW-MaaS実証実験」 目指すべきあり方_福祉送迎網の構築 141
  24. 142 送迎のデジタル化(福祉Mover実証)チャレンジ 日程 実施内容 2023年2月 福祉現場のデジタル化に向けての実態調査 3月 CMPJチャレンジ事業所参加募集 4月 CMPJチャレンジ事業所への合同説明会

    5月 送迎のデジタル化実証スタート(第1期) 7月 CMPJキックオフイベント開催 チャレンジ事業所(第2期)参加募集 送迎のデジタル化実証スタート(第2期) 10月 中間アンケートの実施 11月 CMPJ中間報告 【今後の予定】 ・全チャレンジ事業所への最終アンケートの実施、継続の意向確認(12月) ・CMPJ最終報告(2024年3月)
  25. 143 ふくしDX(送迎のデジタル化・共同化等)でデイサー ビス業務の約3割と言われる送迎の負担を軽減し、 業務効率を上げ、働きやすい職場、人材の確保に貢 献する。 福祉現場の効率化・負担軽減 福祉Mover(アプリケーション) を活用した 送迎のデジタル化 20事業所の導入実証実験(予定)

    ⇒ 17事業所(11月末現在) 送迎のデジタル化(福祉Mover実証)チャレンジ 内容 対象 チャレンジ事業所 全17事業所 サービス区分 ・通所介護施設 8か所 ・地域密着型通所介護 4か所 ・認知症対応型通所介護施設 2か所 ・小規模多機能型居宅介護施設 1か所 ・通所リハビリテーション 2か所 市町村区分 ・黒部市 9か所 ・滑川市 2か所 ・入善町 1か所 ・富山市 3か所 ・南砺市 2か所 中間調査 全7事業所 回答者数:51名(送迎担当) 13名(システム担当者)
  26. 152

  27. 153

  28. 156

  29. 157 黒部市における幸福度・満足度 「とても幸せ」を10点満点、「とても不幸」を0点とすると、何点くらいになるか、 10点・9点・8点・7点・6点・5点(ふつう)・4点・3点・2点・1点でお答えください No. 設問 回答 1 現在、あなたはどの程度幸せですか。 (   )点

    2 現在、あなたの住んでいる地域の暮らしにどの程度満足していますか。 (   )点 3 あなたの町内(集落)の人々は、大体において、どれぐらい幸せだと思いますか。(自分の同居家 族は除いて考えてください。) (   )点 4 今から5年後、あなたはどの程度幸せだと思いますか。 (   )点 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 5 自分だけでなく、身近なまわりの人も楽しい気持ちでいると思う (   ) 今の生活環境について 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 6 黒部市では、介護・福祉施設のサービスが受けやすい (   ) 7 黒部市では、日常の買い物にまったく不便がない (   ) 8 黒部市では、公共交通機関で、好きな時に好きなところへ移動ができる (   ) 9 黒部市には、楽しい時間を過ごせる娯楽施設がある (   ) 10 黒部市の行政は、地域のことを真剣に考えていると思う (   ) 11 黒部市の公共施設は使い勝手がよく便利である (   ) 12 黒部市の雰囲気は、自分にとって心地よい (   ) 13 黒部市には、まちなか、公園、川沿い等で、心地よく歩ける場所がある (   ) 14 黒部市では、身近に自然を感じることができる (   ) 地域(黒部市)の人間関係 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 15 黒部市では、地域活動(自治会・地域行事・防災活動等)への市民参加が盛んである (   ) 16 黒部市には、困ったときに相談できる人が身近にいる (   ) 17 私は、黒部市に対して愛着を持っている (   ) 18 私は、見知らぬ他者であっても信頼する (   ) 19 黒部市には、若者が活躍しやすい雰囲気がある (   ) 自分らしい生き方 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 20 自分のことを好ましく感じる (   ) 21 私は、身体的に健康な状態である (   ) 22 私は、精神的に健康な状態である (   ) 23 将来生まれてくる世代のために、良い環境や文化を残したい (   ) 24 暮らしている地域には、新たな事に挑戦・成長するための機会がある (   ) あなたが住んでいる黒部市のことについて、教えてください。 健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、 肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされ た状態(well-being)にあること。(日本WHO協会:訳) well-being 効果測定の軸は、「身体的健康」「精神的健康」「社会的なつながり」 〇身体的健康・・・ウェアラブルによる運動量、ロコモ診断、フレイルチェック ※中長期的には、フレイルIDを活用し、介護度の抑制などを測定 〇精神的健康・・・心情的な変化、第3者の評価 〇社会的つながり・・・移動手段の習得、買い物、外出頻度、会話量 ウェルビーイングで測る
  30. 158 対象者について(協議中) Goトレ対象者 モビリティ チェックリスト で対象判定 Goトレ対象者 一部対象者 一般介護予防事業対象者の中で移動 課題があると思われる人は、

    「モビリティチェックリスト」 によって判定する。 モビリティチェックリスト (仮) 〇移動手段 ・運転免許の有無 ・家族が移動手段を持っているか ・近くに外出を助けてくれる人がいる ・免許返納を考え始めている 〇移動知識・経験(3年以内) ・公共交通に乗ったことがある ・タクシーを利用したことがある ・一人で公共交通に乗れる 〇地域特性 ・歩いて行ける範囲にバス停がある ・公共交通が少ないエリアである ・冬場の移動が難しいエリアである
  31. 火曜日コース 事業化した際の延べ参加目標 1日8名/週32名/月128名/年間1,536名 コース① 第1週、第3週 ※実施曜日は、体操教室がある火曜日から金曜日までの週4回(月16回)とする。 元気はつらつ体操教室(一般高齢者介護予防事業) 会員1人当たりの利用回数 3ヶ月プログラム/月2回/6回セット/2回測定 月に2コース

    外出自主トレーニングプログラム「Goトレ」利用者(介護予防総合事業対象者) 160 Goトレの会員へ 介護予防総合事業対象者 (要支援1・2、要介護1) 水曜日コース 木曜日コース 金曜日コース 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 Goトレ会員 8名 Goトレ会員 8名 コース② 第2週、第4週 〇事業の目的 (1)効果的な介護予防総合事業のメニュー開発 ・外出することが介護予防につながることの証明 ・参加することへのネガティブなイメージを払拭 (2)移動手段のトレーニング ・自家用車以外での移動手段を使ったことのない人をトレーニング ・移動の選択肢を増やす (3)地域資源・移動資源のフル活用 ・もともとあるものを活かす (タクシー、バス、電車、福祉車両を活用) (地域の魅力的なスポットを外出自主トレ先として活用) 効果:「外出することが介護予防になる」 コンセプト:「月に2回は外出しよう」 ※実証実験時は、対象を広げる(一般高齢者含む)
  32. 161 Goトレ事業シュミレーション 【収入単価】 〇介護予防総合事業費:Goトレ1回@3,000円・Goトレチェック1回@2,000円 〇参加者負担:自己負担Goトレ参加1回@500円 〇その他財源 (今後検討) ・公共交通利用促進 ・免許返納者支援 等

    【Goトレパッケージ】 3ヶ月で6回のGoトレと2回のチェック(計8回) 4月~6月(3ヶ月) 各コース@8名 7月~9月(3ヶ月) 各コース@8名 10月~12月(3ヶ月) 各コース@8名 1月~3月 イベント型Goトレ 【サロンでGoトレ】 ※検討中の形 12ヶ月で10回のGoトレと2回のチェック(計12回) 地区単位での 体操教室などのサロン 週1回の通いの場 5月~2月 サロンでGoトレ 4月 Goトレ 測定・診断 3月 Goトレ 測定・診断 月1回の外出Goトレ 「サロンでGoトレ」 地区単位サロン連携 3か月で一人あたり25,000円
  33. 162 Goトレ事業シュミレーション① 【収入単価】 〇介護予防総合事業費:Goトレ1回@3,000円・Goトレチェック1回@2,000円 〇参加者負担:自己負担Goトレ参加1回@500円 〇その他財源 (今後検討) ・公共交通利用促進 ・免許返納者支援 等

    【Goトレパッケージ】 3ヶ月で6回のGoトレと2回のチェック(計8回) 4月~6月(3ヶ月) 各コース@8名 4コース(火・水・木・金) 8名×4コース=32名 7月~9月(3ヶ月) 各コース@8名 10月~12月(3ヶ月) 各コース@8名 1月~3月 イベント型Goトレ 3ヶ月で1人@25,000円 (Goトレ3,000円×6回+チェック2,000円×2回+自己負担500円×6回) 3ヶ月パッケージ×3期 32名×3期=96名 イベントGoトレ3回 20名×3回=60名 イベント1回@70,000円 (3,000円×20名+自己負担500円×20名) Goトレ事業費 3ヶ月分 25,000円×32名=800,000円 ※1か月あたり@約267,000円 イベントGoトレ事業費 70,000円×3回=210,000円 Goトレ事業費 3期分 800,000円×3期=2,400,000円 Goトレ全体事業費 2,610,000円 ※介護予防総合事業財源(2,292,000円) (Goトレパッケージ3ヶ月×8回×4コース×3期) (イベントGoトレ3回) 対象者人数想定156名 (Goトレ8名×4コース×3期+イベントGoトレ20名×3回)
  34. 163 Goトレ ◦◦◦◦ (介護予防拠点・事業主体) Goトレプログラムの財源構成 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 バス・タクシー 公共交通 市単独財源

    単発的な助成金 公共交通の充実 移動経費の補助 ≒ 介護予防総合事業対象者 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 介護予防総合事業費 介護保険の介護予防財源 活用可能な制度 効果測定データ フィードバックデータ 介護費・医療費抑制 公共交通の乗車率アップ 利用料収入増 移動支援と介護予防を同時解決 するしくみと財源の循環 【今までのしくみ】 【新しいしくみ】 健康寿命の延伸 運転免許返納者移動支援費 公共交通利用促進費 自己負担
  35. GoトレMoverアプリ 利用者管理・運行管理 送迎シフト・運行記録 Goトレアプリケーションと効果検証研究 Goトレウェアラブル 利用者プログラム管理 データフィードバック フィールドで自主トレ ウェアラブルでの位置情報管理 アナウンス通知・緊急時連絡

    実績請求 実績報告 個人データのフィードバック Goトレリーダー 会員登録 効果検証研究 EBPM フレイルIDの活用 【役割分担】 GoトレMoverアプリ:SAO Goトレウェアラブル:富士フィルムDS 効果検証研究:カナデル株式会社 全体開発:SMARTふくしラボ 利用者管理・運行管理・効果測定を一体化したアプリの開発 166
  36. 168 収入 収入合計 2,610,000 介護予防財源 2,292,000 自己負担 Goトレ1回あたり@500円 318,000 公共交通利用促進費

    検討中 0 支出 費用合計 2,610,000 交通経費 500,000 タクシー 路線バス 電車 MIX イベントGoトレ経費 20名×3回のGoトレイベント 210,000 謝金 Goトレリーダー謝礼 50,000 保険料 50,000 人件費 運営スタッフ経費 600,000 システム利用料 Goトレ管理アプリ一式 900,000 ウェアラブル 500,000 管理者スマホ 200,000 データ分析 100,000 診断チェック 100,000 管理費 広報、チラシ、パンフ提供 300,000 ①Goトレ3か月パッケージ(2回のチェックと6回のGoトレ) 8人×4コース×3回 ②イベントGoトレ 20名×3回 合計費用 2,610,000円 想定参加人数156名:8名(Goトレ3か月パッケージ)×4コース×3期+20名×3回(イベントGoトレ) 延べ参加者数636名:8名(Goトレ)×月2回×3か月×4コース×3期+20名×3回(イベントGoトレ) 1回16名プラン 想定参加者:312名 延べ参加者:1,272名 ジャンボタクシー2台を活用 総事業費:5,220,000円 月8コースプラン 想定参加者:312名 延べ参加者:1,272名 月2回を隔週で4コース=8コース 総事業費:5,220,000円 想定 Goトレ(ミニマム)プランのシュミレーション
  37. 【速報と考察】 9月~11月の実証実験 1回@5名~10名で実施 176 〇消費行動 1人当たり@食事、デザート、買い物(お土産)=1500円から3000円程度の消費 〇移動 歩行数1500歩から2000歩@2時間 〇会話 1時間程度会話、談笑は女性にとって長い時間ではない。=脳トレ

    〇グループ 2名から3名でのグループ行動する場合、比較的にアクティブになる。 〇フィールド 毎回変えるのではなく、複数回来ることでいろんなところに行ってみる、お気に入りのルー ティンが出来る。 〇準備 Goトレに参加することによって、前後にいろんな準備がでてくる。
  38. Go が生み出す新たなコトと価値 ウェルビーイング 消費 経済活性化 食事 運動 外出 会話 つながり

    美容院 洋服 早寝 予定 感動 喜怒哀楽 お土産 まちづくり 友達 仲間 出会い 嫉妬 思い出 助け合い 初体験 記憶 自立
  39. 187

  40. EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…

    ・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion (根拠に基づく政策立案:Evidence Based Policy Making)
  41. EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…

    ・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion 【根拠】
  42. 01.活動人口をふやそう ・市民の地域活動への参加度 ・地域への関心度 ・活動のマッチング度 02.話すことから始めよう ・学ぶ機会の充実度 ・集い度 ・ICTの利活用度 03.すべての人々に福祉を ・福祉への理解度

    ・気づく力度 ・身近な支え度 04.U-40代の力を活かそう ・参加の機会の充実度 ・福祉/社会教育の充実度 ・スポット(注目)度 05.パートナーシップで目 標を達成しよう ・連携度 ・助け合い度 195 指標の算出
  43. Social‐welfare indicator 196 ゴール 指標 指標を構成するデータ(仮) 1.活動人口を増やそう 1-①小さな地域で出番を増やす 市民の地域活動への参加度 ①

    地区公民館の利用者数、部屋の稼働率 1-②住民主体の意識を育てる 市民の地域活動への参加度 ② 民生委員児童委員の改選期における充足率 1-③世代間交流事業に取り組む 市民の地域活動への参加度 ③ 市民の地域活動への参加割合 地域への関心度 ④ 黒部市社会福祉協議会HP訪問者数 地域への関心度 ⑤ 広報誌「福祉くろべ」の既読割合 活動のマッチング度 ⑥ ボランティア、地域活動の募集に対する参加人数 活動のマッチング度 ⑦ 地域イベントにおける世代間交流プログラム数 ※黄色は、先行指標として採用するもの
  44. 仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals

    for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
  45. 210

  46. 211

  47. 212

  48. 220