Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
春の企画祭りLT ボトムアップアジャイル推進作戦
Search
NAVITIME JAPAN
PRO
April 20, 2022
Technology
1
250
春の企画祭りLT ボトムアップアジャイル推進作戦
2022/04/22開催のDevLOVE 春の企画まつりにおける発表資料です
https://devlove.doorkeeper.jp/events/135674
NAVITIME JAPAN
PRO
April 20, 2022
Tweet
Share
More Decks by NAVITIME JAPAN
See All by NAVITIME JAPAN
ユーザーのためなら 『デザイン』 以外にも手を伸ばせる
navitimejapan
PRO
2
790
フツーのIT女子が、 Engineering Managerになるまで
navitimejapan
PRO
3
77
不確実性に打ち勝つOKR戦略/How to manage uncertainty with OKR strategy
navitimejapan
PRO
4
2.9k
アジャイルを小さいままで 組織に広める 二周目 / Agile Transformation in NAVITIME JAPAN iteration 2
navitimejapan
PRO
4
1.1k
変更障害率0%よりも「継続的な学習と実験」を価値とする 〜障害を「起こってはならないもの」としていた組織がDirtの実施に至るまで〜 / DevOps Transformation in NAVITIME JAPAN
navitimejapan
PRO
6
4.6k
こうしてふりかえりは終わってしまった / A Demise of a retrospective
navitimejapan
PRO
42
26k
もーひとつの時間がない症候群 / Yet Another SOT Syndrome
navitimejapan
PRO
1
2k
シーズン2〜スクラムチームのバトンを渡す〜 / Season 2 -pass the button of a scrum team-
navitimejapan
PRO
2
2.8k
チームのパフォーマンスを引き出す、ワクワクするプロダクトゴール、OKR / Waku-waku Product Goal and OKR
navitimejapan
PRO
17
17k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Python と Snowflake はズッ友だょ!~ Snowflake の Python 関連機能をふりかえる ~
__allllllllez__
2
140
データベース03: 関係データモデル
trycycle
0
100
M5と自作基板をくっつけてみた〜M5 Japan Tour 2024 Spring 福冈 (Fukuoka|福岡)〜
keropiyo
0
170
ExaDB-D dbaascli で出来ること
oracle4engineer
PRO
0
2.1k
エンジニア候補者向け資料2024.04.24.pdf
macloud
0
3.4k
生成AIの変革の時代に、直近1年で直面した課題とその解決策
ktc_wada
0
710
Rustで「プリズモイダル法」を利用して「土量計算」をガチでやる
nokonoko1203
1
310
Gradle Build Scanを使ってビルドのことを知ろう potatotips #87
tomorrowkey
2
160
VSCodeの拡張機能を作っている話
ebarakazuhiro
1
820
How to Lead? Testimonial of a Lead Android Engineer
oleur
1
110
【基本】データベース設計
oracle4engineer
PRO
2
200
アクセス制御にまつわる改善 / Improving access control
itkq
0
590
Featured
See All Featured
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
22
1.6k
The Mythical Team-Month
searls
217
42k
Visualization
eitanlees
137
14k
Designing for Performance
lara
601
67k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
782
250k
Side Projects
sachag
451
41k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
244
12k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
21
1.6k
Code Review Best Practice
trishagee
56
15k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
261
12k
Web development in the modern age
philhawksworth
203
10k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
14
8.3k
Transcript
1 春の企画祭りLT ボトムアップアジャイル推進作戦 株式会社ナビタイムジャパン 小田中
小田中 育生 (おだなか いくお) (株)ナビタイムジャパン VP of Engineering ACTS(研究開発) ルートグループ責任者
経路探索の研究開発部門責任者としてGPGPUを活用した超高速エンジン やMaaS時代にフィットしたマルチモーダル経路探索の開発を推進 移動体験のアップデートに携わりながら、VPoEとしてアジャイル開発の 導入推進、支援を行う。 著書「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」インプレス 2
3 この4月から始めたこと
市場の声を聞きながら 素早く開発する仕組み アジャイルベースの 開発プロセス 事業間連携を促進する コミュニケーションルール ソフトウェア品質の ガイドライン 情報の集約と明文化で 認識の齟齬を防ぎ相乗効果を促進
品質を競争力にするための 重要なポイントを網羅 全社共通の開発ガイドライン
ピラミッド型からフラット型への転換 メンバー 経営 ~2012年3月 2012年4月~
ピラミッド時代のナレッジ共有
フラット時代のナレッジ共有
新旧組織のコミュニケーションコスト ピラミッド フラット チーム内 低 低 同一事業チーム外 中 中 別事業
大 中
独自進化しているがゆえに相互理解のコストが高い
現場で育まれたノウハウを他の現場で活用する 組織間での交流ハードルを下げる そのためにガイドラインを作成
市場の声を聞きながら 素早く開発する仕組み アジャイルベースの 開発プロセス 事業間連携を促進する コミュニケーションルール ソフトウェア品質の ガイドライン 情報の集約と明文化で 認識の齟齬を防ぎ相乗効果を促進
品質を競争力にするための 重要なポイントを網羅 全社共通の開発ガイドライン
強制力がない中で 浸透していくんだろうか?
強制ではないので、実施するところと しないところは出てくる
現時点でのガイドライン合致度合いを検査 平均50%くらいの合致度
この数値をどう見る?
キャズム イノベーター アーリー アダプター アーリー マジョリティ レイト マジョリティ ラガード 2.5%
13.5% 34% 34% 16% 社内マジョリティに到達している
Scrum Fest Osaka 2022 @Online 「ニガテ意識を塗り替える」より 1年前と比べても浸透している ※厳密に同じアンケートではないのであくまで参考程度
なぜガイドラインの運用開始間もない状態で もう浸透が始まっているのか
ガイドラインは一年がかりで作成
なめらかに立ち上げるための仕込み アジャイル研修 ベータ版の公開
立ち上がりは上々。 ここからどうする?どうなりたい?
キャズム イノベーター アーリー アダプター アーリー マジョリティ レイト マジョリティ ラガード 2.5%
13.5% 34% 34% 16% ガイドラインの浸透度はもっと上げたい
IPA DX白書2021 図表12-3より アジャイルを「当たり前」にしたい
ボトムアップで、あくまでチームが 選び取る形で浸透させたい
全社的に推し進めたいことを どこまでボトムアップに進められるか それが、今チャレンジしていること
Thank you! 26