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戦略を動かすPMに必要なリーダーシップ

 戦略を動かすPMに必要なリーダーシップ

2025年4月24日 プロダクトマネージャーLT Night 〜プロダクト戦略を実行につなげるPMの思考と実践〜の発表資料

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Masatomo Sakagami

April 24, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介(坂上 真大・マダイ) LIFULL・じげんでエンジニア・EMとして活動したのちに独立しフリーラ ンスのエンジニア・プロダクトマネージャーとして約10年間活動した後に ラクスルに入社。 ラクスルでは印刷事業部のプロダクト開発部長としてプロダクトマネー ジャーのマネジメントを実施。 その後、障害者を中心とした「就労困難者」という社会課題の解決に取り 組むスタートアップで取締役CPO /

    CHROを務め、プロダクトの立ち上 げをやりながら、採用・組織開発・法務・労務・経理・情シスと管理部門全般 の立ち上げと強化を実施。 現在は無職…を卒業し有収入PMへ 元々エンジニアでした プロダクトマネージャーのマネジメントやってました バックオフィスもやってました 少し成長しました👏
  2. 今日話すこと・話さないこと 話すこと • 戦略の実行を阻害する要因と取り除き方 • リーダーシップの発揮しどころ 話さないこと • 戦略の作り方 •

    戦略と戦術の違い • 私が今何をやっているか 個人的な目標 • 時間内にLTを終わらせること(前回1月末のLTではバッファ込み10分を2分オーバーでした)
  3. 時間を“正しく”認識する 下の図で、左と右で違うのはいつまでに実現したいかという「時間の幅」です。 現状 実現したい 状態  ? 時間 差 分 現状

    実現したい 状態  ? 時間 差 分 時間の認識が違えば、実現したい状態までにかける角度=労力が違います。 「いつまでに」に対して個人個人で暗黙的にイメージするバッファや本気度の違いを 揃えていきましょう。
  4. 状態を“正しく”認識する 下の図は実現したい状態、現在の状態がずれている場合です。 現状 実現したい 状態 差 分 実現したい 状態 差

    分 現状 本当に 実現したい 状態 目標を低く見る、現状を低く見ることでやはり角度=労力は変わってしまいます。 実現したい状態を楽観的に見ていないか?今の状態を悲観的に見ていないか? 一度立ち止まって認識を揃えていきましょう。  ?  ? 本当の 現状
  5. リーダーシップを発揮する • 戦略の解像度は戦略を考えた人が最も高い ◦ よって時間や状態の認識は最も理解している、はず ◦ よってマイルストーンや仮説もイメージできている、はず ◦ よって何から着手したいか最初の実行したいことも想定しやすい、はず だからPMが揃える・分解する

    • 受け身ではなく能動的・主体的になることで周りも動ける ◦ 戦略を描いたから後よろしく、では実行強度が落ちる ◦ 自らが動くことでチームを巻き込みチームに主体性が生まれる ◦ リーダーシップを正しく発揮すれば主体性のある組織ができる だからPMが自ら働きかける