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「人を育てる」ことは「待ちこがれる」ことである
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July 30, 2026
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「人を育てる」ことは「待ちこがれる」ことである
2026/07/30(木)DevLove関西
育成を加速させるフィードバックコミュニケーション
https://devkan.connpass.com/event/399829/
kawanotron
July 30, 2026
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Transcript
「人を育てる」ことは 「待ち焦がれる」ことである 2026.07.30 DevLOVE関西 育成を加速させるフィードバックコミュニケーション
話す人 河野 圭一郎(かわの けいいちろう) 2011年頃ベンチャー企業にて アジャイルの必要性を感じ学び始める 2015年書籍『納品をなくせばうまくいく』に 共鳴し受託開発の会社へ転職 この頃から京都アジャイル勉強会などに参加 @kawanotron
2017年にCSM®取得 一社挟んで、2021年に宿泊業である 星野リゾートに入社、同年CSPO®取得 現在は5年目、情報システムグループにて スクラムマスターやアジャイルコーチ 組織開発に携わっている アジャイルコーチ/スクラムマスター 組織開発ファシリテーター/ケアストレスカウンセラー システム開発にまつわる「人」に着目し、より良いチームや組織を目 指し探求中。大阪堂島でのファシリテーション勉強会やふりかえり カンファレンスでの登壇などを通じてファシリテーションの普及に取 り組む。 2
星野リゾートとその情報システムグループ 星野リゾートは、これらの6つのブランドを中心に 国内外74施設(2026年7月現在)を運営する 3
星野リゾートとその情報システムグループ 星野リゾートは、これらの6つのブランドを中心に 国内外74施設(2026年7月現在)を運営する 情報システムグループは、インフラ整備や全従業員IT人材化促進 プロダクト開発など、74施設のホテル運営に必要な情報基盤を担う 社員75名パートナー30名ほどの組織である 4
話すこと 焦っても人は育たない、それどころか悪い方へいく 焦らないためには自らを律する 自分の成長が相手の成長につながる 5
話すこと 焦っても人は育たない、それどころか悪い方へいく 焦らないためには自らを律する 自分の成長が相手の成長につながる 「人を育てる」ことは 「待ち焦がれる」ことである ※残念ながらYahooの記事がなくなってしまいました こちらの記事が近いかも https://www.nakahara-lab.net/blog/archive/2594 立教大学経営学部教授
中原淳さん 6
「人を育てる」とは何か? 7
他人を自分の思い通りに動かすことはできない 馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない イギリスことわざ 人間も同じで水を飲みたくない人に水を飲ませようとしても飲まない 8
他人を自分の思い通りに動かすことはできない 馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない イギリスことわざ 人間も同じで水を飲みたくない人に水を飲ませようとしても飲まない 自分にコントロールできるものと、コントロールできないものがある コントロールできることに注力する(ストア哲学) 9
他人を自分の思い通りに動かすことはできない 馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない イギリスことわざ 人間も同じで水を飲みたくない人に水を飲ませようとしても飲まない 自分にコントロールできるものと、コントロールできないものがある コントロールできることに注力する(ストア哲学) 他人を思い通りにはできないが 自分自身をコントロールすることはできる 自分を変えることで他人に影響を与える (Use
of self) 10
相手の選択の自由を尊重して自律の人を育てる 人を育てるとは、様々な問題に、その都度自分で上手に対処していける 人を作るということ。ひとことで言うと、自律の人を育てるということ。 自律の人というのは、自分で自分の行動を選べる人のことである。 書籍『カウンセリング心理学入門』 11
相手の選択の自由を尊重して自律の人を育てる 人を育てるとは、様々な問題に、その都度自分で上手に対処していける 人を作るということ。ひとことで言うと、自律の人を育てるということ。 自律の人というのは、自分で自分の行動を選べる人のことである。 書籍『カウンセリング心理学入門』 相手の選択の自由を尊重する、相手の選択の自由を奪う行動を慎む 「こうしなさい」「それをするな」など指示/命令は選択の自由を奪う 12
相手の選択の自由を尊重して自律の人を育てる 人を育てるとは、様々な問題に、その都度自分で上手に対処していける 人を作るということ。ひとことで言うと、自律の人を育てるということ。 自律の人というのは、自分で自分の行動を選べる人のことである。 書籍『カウンセリング心理学入門』 相手の選択の自由を尊重する、相手の選択の自由を奪う行動を慎む 「こうしなさい」「それをするな」など指示/命令は選択の自由を奪う 選択の自由が制限されるとそれを取り戻そうと 抵抗や反発心が生じる(心理的リアクタンス) 13
相手の選択の自由を尊重して自律の人を育てる 人を育てるとは、様々な問題に、その都度自分で上手に対処していける 人を作るということ。ひとことで言うと、自律の人を育てるということ。 自律の人というのは、自分で自分の行動を選べる人のことである。 書籍『カウンセリング心理学入門』 相手の選択の自由を尊重する、相手の選択の自由を奪う行動を慎む 「こうしなさい」「それをするな」など指示/命令は選択の自由を奪う 選択の自由が制限されるとそれを取り戻そうと 抵抗や反発心が生じる(心理的リアクタンス) 思い通りに動かそうと強引にやればやるほど
反発力が強くなる(北風と太陽) 14
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 15
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 選択肢 うごかない ▶あるく 16
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 自転車に乗れなかった子どもが自転車で移動するという選択肢を得る 選択肢 うごかない あるく ▶じてんしゃ 17
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 自転車に乗れなかった子どもが自転車で移動するという選択肢を得る 車を運転できなかった人が車で移動するという選択肢を得る 選択肢 うごかない あるく じてんしゃ ▶じどうしゃ
18
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 自転車に乗れなかった子どもが自転車で移動するという選択肢を得る 車を運転できなかった人が車で移動するという選択肢を得る 成長とは選択肢が増えること 選択肢 ▶うごかない あるく じてんしゃ
じどうしゃ 19
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 自転車に乗れなかった子どもが自転車で移動するという選択肢を得る 車を運転できなかった人が車で移動するという選択肢を得る 成長とは選択肢が増えること 「私ならこうする」「ある本にはこう書いてあった」など 他にも選択肢があることを教えることはできる 20
ティーチングで選択肢を増やす 自分で自分の行動を選べる人をつくるとはどういうことか? 歩かなくてよかった赤子が歩くという選択肢を得る 自転車に乗れなかった子どもが自転車で移動するという選択肢を得る 車を運転できなかった人が車で移動するという選択肢を得る 成長とは選択肢が増えること 「私ならこうする」「ある本にはこう書いてあった」など 他にも選択肢があることを教えることはできる 「こうするべきだ」「こうした方がいい」など自分の判断は盛り込まない 相手の選択の自由を奪わない、選択肢の提示に留める
21
コーチングで選択肢を増やす 思い込みで選択肢が狭められている場合もある 空気を読んで「これをしてはいけない」と暗黙の規範ができてしまう 22
コーチングで選択肢を増やす 思い込みで選択肢が狭められている場合もある 空気を読んで「これをしてはいけない」と暗黙の規範ができてしまう 「どうしてしてはいけないんですかね?」など 問いを投げかけることで気づきを促す 23
コーチングで選択肢を増やす 思い込みで選択肢が狭められている場合もある 空気を読んで「これをしてはいけない」と暗黙の規範ができてしまう 「どうしてしてはいけないんですかね?」など 問いを投げかけることで気づきを促す 「あ!ほんとだ、なんでできないと思ってたんだろう」 といった感じで気づいてくれたりする 24
選ぶのは相手、自分の願望は脇に置く ティーチングやコーチングをして相手の選択肢を増やしたとしても こうなって欲しいという自分の思い通りにならないこともある 25
選ぶのは相手、自分の願望は脇に置く ティーチングやコーチングをして相手の選択肢を増やしたとしても こうなって欲しいという自分の思い通りにならないこともある 「こうなって欲しい」は”自分の願望”であって、相手にとっては他人事 自分の思い通りにならないからといって相手を否定しない 26
選ぶのは相手、自分の願望は脇に置く ティーチングやコーチングをして相手の選択肢を増やしたとしても こうなって欲しいという自分の思い通りにならないこともある 「こうなって欲しい」は”自分の願望”であって、相手にとっては他人事 自分の思い通りにならないからといって相手を否定しない 待っているとそのうち何かのきっかけで気づいてくれる 自分で掴んだ答えは一生忘れない 書籍『アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方』 『アオアシ』 ©
小林有吾/小学館 27
相手の「役に立ちたい」という気持ちを伸ばす モチベーションに関する考え方 28
相手の「役に立ちたい」という気持ちを伸ばす モチベーションに関する考え方 X理論:人は本来怠け者で責任感がないので管理や統制が必要 Y理論:人は本来やる気があり適切な環境があれば自ら成長し主体的に働く 29
相手の「役に立ちたい」という気持ちを伸ばす モチベーションに関する考え方 X理論:人は本来怠け者で責任感がないので管理や統制が必要 Y理論:人は本来やる気があり適切な環境があれば自ら成長し主体的に働く 外発的動機づけ:人は報酬や評価など外から与えられるとやる気が湧く 内発的動機づけ:人は自らの興味や目的など内側からやる気が湧いてくる 30
相手の「役に立ちたい」という気持ちを伸ばす モチベーションに関する考え方 X理論:人は本来怠け者で責任感がないので管理や統制が必要 Y理論:人は本来やる気があり適切な環境があれば自ら成長し主体的に働く 外発的動機づけ:人は報酬や評価など外から与えられるとやる気が湧く 内発的動機づけ:人は自らの興味や目的など内側からやる気が湧いてくる Y理論と内発的動機づけで人を育てる 人には「貢献したい」「役に立ちたい」という気持ちがある その気持ちがあれば、そのうち自分で答えを掴んでくれる!と信じる 31
忍耐強く待つ、待ち焦がれる 自分で答えを掴んでくれることを信じて待つ 待つためには自分自身の忍耐力/ネガティブ・ケイパビリティを高める 32
忍耐強く待つ、待ち焦がれる 自分で答えを掴んでくれることを信じて待つ 待つためには自分自身の忍耐力/ネガティブ・ケイパビリティを高める 忍耐とは、思いどおりにならない状況にあっても 感情や衝動を抑えながら耐え、望ましい行動を続けること 33
忍耐強く待つ、待ち焦がれる 自分で答えを掴んでくれることを信じて待つ 待つためには自分自身の忍耐力/ネガティブ・ケイパビリティを高める 忍耐とは、思いどおりにならない状況にあっても 感情や衝動を抑えながら耐え、望ましい行動を続けること ネガティブ・ケイパビリティとは、何かを「しないでおく」能力 すぐに結論を出したり、判断を下したり、わからないとイライラしたり、 決めつけたり、諦めたり、逃げたり、というようなことを「しないでおく」 34
ネガティブ・ケイパビリティ ネガティブ・ケイパビリティとは、何かを「しないでおく」能力です。(中略)相手が話す悩 みを聞いていると、何だか自分が落ち着かない感じがしてきて、そんな居心地の悪さにパッと フ夕をしたくなって、「だったらこうすればいいんじゃない」と咄嗟にアドバイスめいたこと を口にしたり、「そんなこと、悩む必要なんてないよ」と言ってしまったりしたことはありま せんか?私たちは、何だかよくわからない、はっきりしない話は苦手なのですね。 (中略)これらの言葉がけは、実は「相手のためを思って」ではない場合も少なくないかもし れません。自分では「相手のため」のつもりでも、本当は自分自身の居心地の悪さを解消した くて、話にキリを付けたくて言っていることも多いのでは?(中略)このとき、ネガティブ・ ケイパビリティがある人ならば、(中略)「うん、うん、でも、どうなの」と、相手に寄り
添って聴いてあげる。相手がじっと黙り込んでも、焦って言葉を掛けたりしません。相手の様 子を感じつつ、こちらもじっと黙って落ち着いて、ひたすら待ち続けます。それは、すぐに結 論を出したり、判断を下したり、わからないとイライラしたり、 決めつけたり、諦めたり、 逃げたり、思考停止したり、というようなことを「しないでおく」能力を持っているからでき るのです。 書籍『答えを急がない勇気』 35
「人を育てる」とは 選択肢を増やしてあげること 何を選ぶかは本人次第 相手を信じて待つ力を身につける 36
緊張感を持って見守る 37
緊張感を持って見守る ただ待ってるだけ見てるだけではなく、声はかける ある時、一歳の孫が遊びに来た。ようやく歩けるようになったという。 そこで 「歩けるようになったのか。歩いてごらん。」と、よちよち歩く その後ろをつかずはなれず、転んだらすぐ引き起こしてあげられるよう に、全神経を孫の後ろ姿に集めて、ずっと一緒に歩いていった。 書籍『答えを急がない勇気』 38
緊張感を持って見守る ただ待ってるだけ見てるだけではなく、声はかける ある時、一歳の孫が遊びに来た。ようやく歩けるようになったという。 そこで 「歩けるようになったのか。歩いてごらん。」と、よちよち歩く その後ろをつかずはなれず、転んだらすぐ引き起こしてあげられるよう に、全神経を孫の後ろ姿に集めて、ずっと一緒に歩いていった。 書籍『答えを急がない勇気』 緊張感を持って見守ることで すべて流れが目に入ってくる
作為的なことは何もせずに 時々方向性を修正するための問いを発する そうすれば、自ずと然りという結論になる (「無為を為して、為さざるなし」老荘思想) 39
強化と深化で気づきを促す 緊張感を持って見守るとは、注意深く観察すること 観察していて気づいたことを相手に伝え、強化と深化で相手の気づきを促す 40
強化と深化で気づきを促す 緊張感を持って見守るとは、注意深く観察すること 観察していて気づいたことを相手に伝え、強化と深化で相手の気づきを促す 【強化】 相手の行動と結果に対して「〜はうま くいった」「〜はうまくいかなかっ た」と伝えることで、行動と結果を印 象づけ、望ましい行動を増やし、望ま しくない行動を減らす 褒めたり叱ったりするのではなく、事
実を伝えることで気づきを促す 41
強化と深化で気づきを促す 緊張感を持って見守るとは、注意深く観察すること 観察していて気づいたことを相手に伝え、強化と深化で相手の気づきを促す 【強化】 相手の行動と結果に対して「〜はうま くいった」「〜はうまくいかなかっ た」と伝えることで、行動と結果を印 象づけ、望ましい行動を増やし、望ま しくない行動を減らす 褒めたり叱ったりするのではなく、事
実を伝えることで気づきを促す 【深化】 相手の行動と結果に対して「どうし て?」「他には?」など深掘りするこ とで気づきを促す うまくいったときは再現するための知 識となり、うまくいかなかったときは 次にうまくいくであろう仮説となる 42
フィードバックするなら事実を伝える ポジティブでもネガティブでもただ事実を伝える 自分の判断は脇に置いて、それが良いか悪いかの選択も本人に委ねる 本人が良いと思えば継続するし、悪いと思えば改める 43
フィードバックするなら事実を伝える ポジティブでもネガティブでもただ事実を伝える 自分の判断は脇に置いて、それが良いか悪いかの選択も本人に委ねる 本人が良いと思えば継続するし、悪いと思えば改める SBIモデルを使うことで自分の判断を含めず事実を伝えることができる Situation(状況):先週の進捗定例会議で Behavior(行動):あなたの✕✕という発言を聞いて Impact(影響):〇〇さんが混乱してしまったと言っていた 44
フィードバックするなら事実を伝える ポジティブでもネガティブでもただ事実を伝える 自分の判断は脇に置いて、それが良いか悪いかの選択も本人に委ねる 本人が良いと思えば継続するし、悪いと思えば改める SBIモデルを使うことで自分の判断を含めず事実を伝えることができる Situation(状況):先週の進捗定例会議で Behavior(行動):あなたの✕✕という発言を聞いて Impact(影響):〇〇さんが混乱してしまったと言っていた 相手を責めるような表現があると、受け手が防御モードになり メッセージを受け取ってもらえなくなるので気をつける
45
DESC法 相手を尊重しながら自分の考えや要望を伝えるための アサーティブ・コミュニケーションのフレームワーク Describe(描写する):客観的に置かれている状況を事実のみ話す Express(説明する):主観的に感情や意見を話す Suggest(提案する):相手に望むことを提案する Choose(選択する):相手が受け入れた場合と受け入れなかった場合の選択肢を示す 例えば D「前回決めた行動は、まだ実施できていませんでしたね」 E「何か障害があったのかなと思いました」
S「次の一歩を決めたいと思っています」 C「まずは小さな一歩から始める方法と、計画自体を見直す方法がありますが、どちらが今の 状況には合いそうですか?」 46
反応的にフィードバックするのを避ける 人間には危険回避のために瞬時に判断する仕組みがある(システム1の思考) 反応的な素早い判断には推測やバイアスが含まれるためたまに間違う 47
反応的にフィードバックするのを避ける 人間には危険回避のために瞬時に判断する仕組みがある(システム1の思考) 反応的な素早い判断には推測やバイアスが含まれるためたまに間違う 相手の言動に対して、自分が反応的にした判断が正しいとは限らない フィードバックする前に立ち止まって熟考してみる(システム2の思考) 48
反応的にフィードバックするのを避ける 人間には危険回避のために瞬時に判断する仕組みがある(システム1の思考) 反応的な素早い判断には推測やバイアスが含まれるためたまに間違う 相手の言動に対して、自分が反応的にした判断が正しいとは限らない フィードバックする前に立ち止まって熟考してみる(システム2の思考) 推測そのものは悪いことではない、1つ1つ丁寧に確認する(推論のはしご) 推測が間違っていても、確認することで相互理解になる 推測を相手に伝えるときには「推測だけど」とクッション言葉を使う 49
「べき」「ねばならない」を使わない 「~すべき」という言葉は、他に選択肢がないことを意味している。人は、 どんなかたちであっても強要されることに抵抗しようとする。強要は、自分 の自律性を脅かし、 選択の自由というわたしたちが強く必要としていること を妨げる。 書籍『NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法』 50
「べき」「ねばならない」を使わない 「~すべき」という言葉は、他に選択肢がないことを意味している。人は、 どんなかたちであっても強要されることに抵抗しようとする。強要は、自分 の自律性を脅かし、 選択の自由というわたしたちが強く必要としていること を妨げる。 書籍『NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法』 「べき/ねば」は強要になる、相手の選択の自由を奪う言葉 51
「べき」「ねばならない」を使わない 「~すべき」という言葉は、他に選択肢がないことを意味している。人は、 どんなかたちであっても強要されることに抵抗しようとする。強要は、自分 の自律性を脅かし、 選択の自由というわたしたちが強く必要としていること を妨げる。 書籍『NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法』 「べき/ねば」は強要になる、相手の選択の自由を奪う言葉 自分が「べき/ねば」を使っていることに気づいたら 「~を選択できる」「~することができる」など
相手の選択の余地を残した言葉に変える 52
必要な時に必要な分だけ渡す(Just in time) 相手が受け取れるタイミングでないときに渡しても受け取ってもらえない 相手が受け取れきれない量を渡しても受け取ってもらえない 53
必要な時に必要な分だけ渡す(Just in time) 相手が受け取れるタイミングでないときに渡しても受け取ってもらえない 相手が受け取れきれない量を渡しても受け取ってもらえない 宿題やったの? この後やるつもりだったんだよ! 渡し方が悪いとかえって相手のモチベーションを下げてしまう 54
必要な時に必要な分だけ渡す(Just in time) 相手が受け取れるタイミングでないときに渡しても受け取ってもらえない 相手が受け取れきれない量を渡しても受け取ってもらえない 宿題やったの? この後やるつもりだったんだよ! 渡し方が悪いとかえって相手のモチベーションを下げてしまう 受け取ってもらえそうになければ引っ込める、今じゃない! 今じゃないとき、渡し切れないことがあるときは
自分の中にしまっておいて、いつでも取り出せるようにしておく 55
先に相手の話を素直に聞く 人から好かれる原則「聞き手にまわる」 興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たねばならない 書籍『人を動かす』 デール・カーネギー 56
先に相手の話を素直に聞く 人から好かれる原則「聞き手にまわる」 興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たねばならない 書籍『人を動かす』 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 五十六メソッド 山本五十六 57
先に相手の話を素直に聞く 人から好かれる原則「聞き手にまわる」 興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たねばならない 書籍『人を動かす』 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 五十六メソッド とはいえ「話を聞く」のは難しい、二人の間で噛み合わないこともある 人は自分の経験や価値観、先入観を通して相手の話を聞いているため
自分の都合の良いように解釈したり判断したりしてしまう 自分の解釈を脇に置いて、相手の話を素直に聞く(積極的傾聴) 58
一緒に悩み、過程を共に歩む 授人以魚 不如授人以漁(人に魚を与えるより、魚の釣り方を教える方が良い) 老子 老子 59
一緒に悩み、過程を共に歩む 授人以魚 不如授人以漁(人に魚を与えるより、魚の釣り方を教える方が良い) 老子 自分の中に答えがあっても、それを伝えない、それに誘導しない 60
一緒に悩み、過程を共に歩む 授人以魚 不如授人以漁(人に魚を与えるより、魚の釣り方を教える方が良い) 老子 自分の中に答えがあっても、それを伝えない、それに誘導しない 「こういうときはどうなる?」「他に何かある?」など 一緒に悩みながら問いを使って自分の思考プロセスをたどってもらう 自分の思考プロセスを知ってもらうことで相手は考え方を学べる 61
一緒に悩み、過程を共に歩む 授人以魚 不如授人以漁(人に魚を与えるより、魚の釣り方を教える方が良い) 老子 自分の中に答えがあっても、それを伝えない、それに誘導しない 「こういうときはどうなる?」「他に何かある?」など 一緒に悩みながら問いを使って自分の思考プロセスをたどってもらう 自分の思考プロセスを知ってもらうことで相手は考え方を学べる 思考と行動を共にすることで関係の質も高まる そのサイクルがうまくいけば結果の質も高まる
(成功循環モデル) 市谷 聡啓 note『互いの 「間合い」 を合わせる、合わせ直す』より 62
ナッジング(そっと後押し)する ナッジ(Nudge)とは「肘でそっとつつく」「軽く背中を押す」こと 「(やったことないこと)やってみない?」って聞いてみる 63
ナッジング(そっと後押し)する ナッジ(Nudge)とは「肘でそっとつつく」「軽く背中を押す」こと 「(やったことないこと)やってみない?」って聞いてみる 受け取ってもらえなかったら、今じゃない!、引っ込める 折をみてまた「やってみない?」って聞いてみる しつこくない程度に、あきらめずに何度か聞いてみる そのうちそのときがくるかも 64
言い難いことをIメッセージで伝える 時には、どうしてもネガティブなことを伝えなければならないこともある 65
言い難いことをIメッセージで伝える 時には、どうしてもネガティブなことを伝えなければならないこともある 「みんなが困っている」など主語を大きくすると受け止めきれない 「あなたは〇〇だ」と断定すると自由を奪われたと感じ防御モードになる 66
言い難いことをIメッセージで伝える 時には、どうしてもネガティブなことを伝えなければならないこともある 「みんなが困っている」など主語を大きくすると受け止めきれない 「あなたは〇〇だ」と断定すると自由を奪われたと感じ防御モードになる こういう時には自分自身を使う(Use of Self) 「私はこう思う」「私はこう感じた」とIメッセージで伝える 私が感じたことは事実、それをそのまま伝える どう受け止めるかは相手次第
67
言い難いことをIメッセージで伝える 時には、どうしてもネガティブなことを伝えなければならないこともある 「みんなが困っている」など主語を大きくすると受け止めきれない 「あなたは〇〇だ」と断定すると自由を奪われたと感じ防御モードになる こういう時には自分自身を使う(Use of Self) 「私はこう思う」「私はこう感じた」とIメッセージで伝える 私が感じたことは事実、それをそのまま伝える どう受け止めるかは相手次第
「僕は〇〇なのが気になってるんですよね~」だと 柔らかく気づきを促せるのでおすすめ 68
相手を思い通りにすることはできないが 相手の気づきを促すきっかけをつくることはできる きっかけをつくりつつ、育つのを待つ 69
まとめ 70
自分の成長が相手の成長につながる 自分の言動が相手に影響を与える、プラスにもマイナスにもなる 自分の願望や焦りが相手にマイナスの影響となることがある マイナスの影響を減らしプラスの影響を増やすには自分を変える 71
自分の成長が相手の成長につながる 自分の言動が相手に影響を与える、プラスにもマイナスにもなる 自分の願望や焦りが相手にマイナスの影響となることがある マイナスの影響を減らしプラスの影響を増やすには自分を変える • コントロールできないものがあると心得る • その人にも「役に立ちたい」気持ちがあると考える • 意図的に「しないでおく」、待つ
• 選択するのは相手、自分の判断は脇に置く • 相手が気づくきっかけをつくる • 相手の状況に合わせて必要なときに必要な分だけ渡す • 相手の話を先入観なく素直に聞く • 一緒に悩み、思考と行動を共にする 72
早く育って欲しいからついつい過干渉になりがち でもそれは、自分の弱さなのかもしれない 73
相手には相手のペースがある 相手にもよくなりたいという想いがある それを信じて待つ、焦る気持ちを抑える 74
「人を育てる」ことは 「待ち焦がれる」ことである おまけあるよ ご清聴ありがとうございました
あれ?「焦る」と「焦がれる」漢字同じじゃん! 76
あれ?「焦る」と「焦がれる」漢字同じじゃん! 「焦る」は、思いどおりにならず、気持ちが急いて落ち着かなくなること 「焦がれる」は、何かを強く恋い慕い、切望すること どちらも、心が熱を帯びて平静ではない状態 77
あれ?「焦る」と「焦がれる」漢字同じじゃん! 「焦る」は、思いどおりにならず、気持ちが急いて落ち着かなくなること 「焦がれる」は、何かを強く恋い慕い、切望すること どちらも、心が熱を帯びて平静ではない状態 焦る → 不安や切迫感に向かう、「今」に追われること 焦がれる → 憧れや高揚感に向かう、「未来」に惹かれること
78
あれ?「焦る」と「焦がれる」漢字同じじゃん! 「焦る」は、思いどおりにならず、気持ちが急いて落ち着かなくなること 「焦がれる」は、何かを強く恋い慕い、切望すること どちらも、心が熱を帯びて平静ではない状態 焦る → 不安や切迫感に向かう、「今」に追われること 焦がれる → 憧れや高揚感に向かう、「未来」に惹かれること
「焦る」を「焦がれる」に変えるには? 79
あれ?「焦る」と「焦がれる」漢字同じじゃん! 「焦る」は、思いどおりにならず、気持ちが急いて落ち着かなくなること 「焦がれる」は、何かを強く恋い慕い、切望すること どちらも、心が熱を帯びて平静ではない状態 焦る → 不安や切迫感に向かう、「今」に追われること 焦がれる → 憧れや高揚感に向かう、「未来」に惹かれること
「焦る」を「焦がれる」に変えるには? 「今、足りない」から「いつか実現したい」へと意識の向きを変える 80