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(スライド版) 全社でTwitterに取り組んだら、会社にとって良い影響が3つもあった話 / ...

(スライド版) 全社でTwitterに取り組んだら、会社にとって良い影響が3つもあった話 / twitter

ベンチャー企業やスタートアップ企業において、採用や事業の広報活動の一環として、SNSの活用に取り組まれている会社も多いかと思います。

特にここ数年で、"Twitter"の「ビジネスでの活用」が急速に増えてきていることを感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでいうビジネスでの活用とは、いわゆる企業公式アカウントの運営という意味ではなく、実名や顔出しで、所属している会社を公言した上で、仕事に関する発信をする人が広がってきていることを指しています。

かくいう私が所属するベーシックにおいても、"Twitter"の活動には全社的に力を入れています。
ありがたいことに、全社でTwitterに取り組んでいる先駆けの企業の一つとして一定認知されており、その活動内容について、他の企業の方に相談を受けたり、登壇でお話したりすることもこれまで多くありました。

そこで、それらの内容をまとめた形で以前にnoteとして公開したところ、予想以上に多くの反響をいただきました。
https://note.basicinc.jp/n/n3ce93b06f467

今回のスライドは、そのnoteをベースとして、より気軽にご覧いただけるよう、エッセンスを簡単にまとめたものになります。

・これから全社的にSNS(特にTwitter)での発信に力を入れたい方
・既にSNSでの発信に取り組み中だが、若干その方向性に迷っている方
・効果的な広報施策を全般的に模索中の方

などに特に見ていただけると嬉しいです。

Takeshi Sumida

March 01, 2021
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Transcript

  1. 採用支援 採用への直接貢献に加えて、早期退職の抑制へも貢献  採用における効果  採用支援という意味での直接的な効果  としては左記の3つ。  これに加えて、事前にカルチャーを  知ってもらうことにより、入社後の  カルチャーミスマッチ等による  ”早期離職”も相対的に減少した。  リファラル採用の増加

    1の「認知拡大」効果にも伴い、知人 ・友人へ声を掛けた際の好反応が相対 的に増加。リファラル採用での入社割 合が増加した。  Twitter採用の発生 Twitter上で採用を宣伝することによ り、Twitterからの直接応募が発生。 またTwitterで転職を公言する人に対 してベーシック側から声を掛ける機会 も増えた。   出戻りの増加 Twitterを通じて、今の会社の雰囲気 や、当時と比べて会社が良くなってい ることを感じてもらうことで、かつて 退職したメンバーが再び戻ってくる機 会が増えた。 
  2. 4. 適度な競争環境を作る Twitterアカウントを持つ社員用のチャンネルを開設 (全社員の約1/3が参加)  適度な競争環境を作るために    専用チャンネルを作成    フォロワー数の推移を報告    (あくまで共有でノルマはない)    反応がよかったツイートを紹介    新しく始める人にはTipsを伝授

            専用チャンネルについて 社員のアカウントまとめについて 加えて、一定のフォロワー数に達した人は、社員 アカウントのまとめnoteに掲載することも、プレ ミアム感のようなものが出て効果的。(画像右)
  3. 5. 責任者が率先垂範する SNSに限らず、全社的な活動の肝は、”言い出した人”が誰よりもやり続けること  率先垂範の例    誰よりもつぶやく (ツイート数)    最も多いフォロワー数を持つ    好反応なツイートが多い (バズ)    

       全社共有された会社のニュース等を    漏れなく率先してツイートする あくまで例で全てを行う必要はないが、とにかく 「あの人は指示するだけで自分はやってない」と 社内で思われてしまう状態を避けるべき。
  4. (最後に) 全社でTwitterに取り組む際の注意点 なんとなく始めるのではなく、やるならやるで経営判断として行うべき 最後に若干元も子も無いことを言う形になりますが、「全ての会社においてTwitterの運用が効果的であるとは必ずしも言い切れな い」と思っています。少なくとも”企業規模”は相関性があると思います。 ようは、大きい会社であればあるほど会社に与える影響度は低いです。ベーシックも100人台という会社規模だからこそ、Twitterで の露出の追加効果が大きかったですが、これが私もかつて在籍していたような数万人規模の大企業であれば、そもそも持っている知名 度の大きさや通常の広報での露出の多さで、社員個々のTwitterが与える影響は極めて限られます。 むしろその場合は、社員の意思が統一し切れないことによる外部向けメッセージの不整合や、最悪の場合いわゆる炎上により会社にマ イナスの影響を与えるリスクもはらんでいると言えるでしょう。

    もちろん企業規模に関わらず、炎上リスクというものはSNSにおいては常につきまといますが、そのような炎上の事態に陥らないため にも、たかがSNSと決して思わず、全社でやるならやるで、「経営判断」として、目的や運用の足並みをしっかりと揃えつつ行うこと が大事だと思っています。 今回ご紹介した事例も踏まえ、特に小〜中規模の会社については、基本的にはTwitterで得られるメリットは大きいと個人的には考え ています。今回ご紹介した取り組みを参考に、Twitterのビジネスでの活用がうまくいく企業が1社でも増えれば何よりです。