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20250219_CMCFukuoka11
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Hide69Oz
February 20, 2025
Business
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20250219_CMCFukuoka11
2025/02/19開催 CMC_Meetup 福岡での「コミュニティマーケティング推進協会活動一年の振り返り」のスライドです。
Hide69Oz
February 20, 2025
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Transcript
コミュニティマーケティング推進協会 一年の活動を振り返る 2025/02/19 コミュニティマーケティング推進協会 代表理事・小島 英揮
Welcome!! ようこそ コミュニティマーケティングを考える コミュニティへ!
東京 金沢 福岡 札幌 高知 ・東京:34回 ・札幌:5回 ・仙台:2回 ・三島:2回 ・名古屋:9回
・京都:4回 ・大阪:7回 ・広島:3回 ・金沢:1回 ・福岡:11回 ・高知:5回 ・沖縄:2回 ・B2C:2回 ・DeepDive:3回 ・Beginners:1回 ・焚き火部:2回 ・MAX:1回 ・Central:1回 ・アカデミー:2回 大阪 Facebook Group 参加メンバー数: 4,000+ Meetup回数: 97 CMC_Meetup 活動履歴 (2016/11 ~2025/2/19) 沖縄 名古屋 ランチスペース (音声)回数: 76 広島 #CMC_Meetup 仙台 京都 三島
本日の セッション
自己紹介:小島 英揮(Hideki Ojima) パラレルマーケター / シリアルコミュニティビルダー 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事 Still Day
One合同会社 代表社員 株式会社ヌーラボ 取締役 CRO 約30年以上、B2B/IT分野を中心に、マーケティングに従事。コミュニ ティのみならず、複数の企業でマーケ全般の支援や取締役などをパラレル に遂行中 𝕏 : @hide69oz Blog: https://stilldayone.hatenablog.jp/ 立ち上げた主なコミュニティと イベント開催回数(累計): 著書:「コミュニティマーケティング」 / 「DevRel の3C」 2010年~ 2016年~ 2017年~ 数千回 140+回 120+回 2018年~ 14回(年二回開催)
First Decade of Community Marketing in Japan (2014 – 2024)
コミュニティマーケティング普及活動のふりかえり 2014年8月 初のイベント&記事化 国内で初めて「コミュニティ マーケティング」をイベント で紹介。その内容が記事化。 2016年11月 CMC_Meetup 発足 コミュニティマーケティング を考えるコミュニティ: CMC_Meetupが発足。 2019年 書籍出版 「コミュニティマーケティング」 「DevRel – エンジニア フレンドリーになるための3C」 2024年 CMC_Meetup 開催地域が12都市、 メンバーが4000名に! 数百件に及ぶ、実際の事例紹介や、共通項の抽出
CMC_Meetup での多数の「事例観察」から、「言語化」 したフレームワークやTIPS CtoCインタラクションの重要性 OWWHフレームワーク ファーストピン Sell Through the Community
3つのファースト コミュニティリーダーと コミュニティマネージャーの役割
コミュニティマーケティングで成功している企業は、 国内でもB2B / B2C / D2C の垣根なく存在
確認事項:皆さんがホントにやりたいことは? コミュニティ「を」作りたい コミュニティ「で」 近道 したい 〇 × 加速 拡大
次の10年に向けての、コミュニティマーケティング 現状のおさらい Done List Challenge 外部環境 • 実践者のためのフレームワークやTIPSの言語化 • 実践者の増加
• 知名度・デマンドの増加 • Howが先行 • 実践者の増加に対して、「成功例」が少ない • 海外にも「お手本」「先行」事例が少ない。 ※AWSも、US/EMEA等を参考にしたのではなく、日本が先行して実施 • 従来型マーケティングの行き詰まり(CPA高止まり等) • マスメディアからマイクロメディア、一方向から双方向の情報流通 • LTV重視(導入してからの関係性、エンゲージメントが重要) コミュニティマーケティングを体系的に学べ、その価値やメソッドを 普及・啓蒙するより強力な推進エンジンが必要
ちょうど一年前・・・
2024年2月19日 コミュニティマーケティング 推進協会 発足!
コミュニティマーケティング推進協会 (2024年2月設立 → 2029年解散予定) “コミュニティマーケティング をあたりまえに”するべく、 5年の時限組織の一般社団法人 として設立 コミュニティ マーケティング
に対する理解度 コミュニティマーケティング が機能し効果を上げている状態 「わかる」から「できる」へ 「潜在層」から 「顕在層」へ Stage1 Stage2 Stage3 協会が推進する2つのステップ
コミュニティマーケティング推進協会 構成メンバー 理事会 フェロー https://communitymarketing.jp/about より抜粋
協会の定義:コミュニティマーケティングとは? 事業者等が、製品やサービス利用者を対象として主宰する「コミュニティ」との 双方向のコミュニケーションを通して、顧客同士の交流と情報発信を促すことで、 顧客の製品・サービスへのロイヤルティ創出、向上に貢献すると共に、①顧客理解、 ②顧客育成、③顧客創造を、相互に連動させ、スケーラブルに実施すること。 コミュニティでの顧客同士(CtoC)の交流&情報発信 顧客理解 顧客育成 顧客創造 コミュニティ
の目的
この一年の活動
How:協会の事業と活動実績 CMC_Meetup x 19 CMC ラウンジ x 1 CMC ランチスペース
x 26 個社向け実践WS(1day) x 8 個社向けケースメソッド WS講座(1day) 個人向け講座(4days) x 2 早稲田NEO B2Bマーケティング総合講座 x 1 Coming Soon…
ハイライト(コミュニティイベント) #コミュニティ屋形船 開催(2025/2/15)
ハイライト(2024/6/29開催 全国コミュニティイベント) コミュニティマーケティング特化では 初のオフラインでの全国イベント 名古屋での開催で、300名+を集客、 メディアカバレッジも多数 ・セッション数:5トラック / 18セッション ・集客数:300名+
・企業サポーター数:14社 ・スピーカー数:35名+
ハイライト(協会主催ワークショップ) 個社向け研修① コミュニティマーケティング の基礎WS 個社向け研修② ケースメソッドで学ぶコミュニティ マーケティング戦略構築WS 個人向け研修 ケースメソッドで学ぶコミュニティ マーケティング戦略構築WS
計21社/24名 受講 https://communitymarketing.jp/service/education
ハイライト(アカデミアとの共同による教育事業) 早稲田大学が展開する社会人教育の拠点 早稲田NEOとの協力による教育事業 B2B「専門」のマーケティング講座に コミュニティマーケティングの講義と ワークショップが組み込まれる 協会からは、講座設計協力の他、 講師(1名)、PBLアドバイザー(2名) を派遣 第一期(2024年11月~2025年3月)で
30名+が受講中 (受講料:42万円) https://wasedaneo.jp/service/btob-marketing/
これらの活動を通じて 伝えてきたコト
従来型のB2B(C)の直接コミュニケーション主体から、 コミュニティ活用のC2C(顧客間)コミュニケーション重視へ 企業からの「直接」 コミュニケーションによる 態度・行動変容の限界 関心軸が重なる(企業内/外)個人同士の コミュニケーション促進による 態度・行動変容の維持・拡大
Sell Through the Community ベンダー コミュニティ 単なる認知でなく、「想起」を促す! 想起の連鎖⇒行動の連鎖が、規模と 継続性をもたらす コミュニティマーケティングで目指すモデル
3年後を見据えたビジネス全体のObjectiveから、 コミュニティのOWWHを設計 3年後のビジネス /マーケ全体のObjective (目的・勝利条件) 3年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 1年後のビジネス /マーケ全体のObjective
(目的・勝利条件) 1年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ①全体のObjectiveに基づき、 コミュニティ施策の Objective を設定 ②コミュニティ施策のObjectiveに 基づき、Who/What/Howを設定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
運用フェーズ: コミュニティ運用で 留意すべき5つのポイント
コンテキスト ファースト トラスト ファースト アウトプット ファースト コミュニティ運用のポイント①: 連鎖を生むための、3つのファースト
= 商品、サービスのファン、かつ 「アウトプット」ができている人 = ロールモデルの「アウトプット」を 「フォロー」(追随)できる人 = 興味はあるが、インプットのみを要求 「アウトプット」も「フォロー」も しない人
リーダー フォロワー ワナビーズ 初期はここにフォーカス コミュニティ運用のポイント②: 初期はリーダーとフォロワーにフォーカス
コミュニティ運用のポイント③: 連鎖を生む=「共有」「拡散」しやすい情報パッケージ デジタルでの 拡散のし易さ コミュニティ 参加者の「生活 導線」上で流通 「同じ立場・関 心軸」の人 からの発信
「体験」に基づ いた情報 短時間で 理解できる 「わかり易さ」 「共感」 の得やすさ
コミュニティ運用のポイント④: 関心軸 × 信頼軸で、新規参加&定着しやすい場づくりを 「関心軸」(インタレストグラフ) でのつながり 「信頼軸」 (ソーシャルグラフ) でのつながり
コミュニティ運用のポイント⑤: 他の施策の「掛け算」で循環型ファネルを構築 Awareness (認知) Demand Generation (自分ゴト化) Lead Qualification (案件化:MQL
→ SQL) Onboarding/PoC (利用開始) Cross / Up Sell ( MRR/LTV 向上) コミュニティの リソース/コンテ ンツ×施策 カスタマー サクセス オンボーディング等 見込み顧客に対し、既存顧客が 直接、またはマーケ施策で事例や ユースケースを紹介 顧客同士でベスト プラクティス共有 「ファン」の声が 他の施策と連動して ファネルの拡大、 コンバージョン に寄与 従来型の マーケティング 「ファン」が 集まっている コミュニティ
まとめ: コミュニティ×マーケティングは • どんな顧客がどんな使い方をしているのかがわかり • 顧客同士が「使う(行動する)理由」を自ら言語化、拡散し • 顧客が顧客を育成、創造する活動が連鎖する デジタル時代の消費行動に即した、 スケーラブルでサステナブルなマーケティング手法である
2025/06/13(金)を Save The Date!!
#コミュニティマーケをあたりまえに を、共に実現しましょう!